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naki's blog

2011メキシコ本土旅回想記_(後編、1891文字)

おはようございます。

今朝は全国的に良く晴れているようですね。

みなさんはいかがお過ごしですか?

「(湘南で)サーフしたよ?」

ときんちゃんから電話がかかってきた。

「でもね、なかなか複雑だよ。

当分波乗りできないかもしれないからさ」

とおっしゃる。

「どうしてですか?」と聞くと、

「いやあ、放射能が来ちゃってもうできなくなるんだって」

「ああ、あれですね。今みんなそれを言っていますが、

放射能汚染水の拡散予測を見ると、沿岸には来ていないようですよ」

「え、本当に?」

「はい、さっき新聞で見た図表を送りますね。

ここでは11日に止まったと仮定して、

とありますが、実際には止まっていないので、

さらに拡がるはずですが、この形で沖に流れていくようです」

「いやあ、うれしいね?。良かった良かった!」

「各地の検査が終わるまでは安心できませんが、

一応は大丈夫だと思えます」

「良かったよ?、いや良かった」

「しかし怖いのが水産物ですが、

こちらも検査結果を確認しながら、

様子を見る方法でいいと思います」

「漁師の人たちはかわいそうだね。

これからどうするのだろう?」

「本当です。どんな思いの毎日なんでしょうかね…」

良くも悪くも新しい局面を迎えようとしている日本。

これからの俺たちがどう変えるのか、変わるのか、

どうやって生きていくのか、そんなことを考えている。

正しい方向に一歩でも進められたら安心できると思うのです。

次の新しい世界へ踏み出せれば。

昨日の続きです。

https://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/20915

海へは、こんな出店の間を抜けていく。

この日は撮影のための三脚も持っていますね。

宿からはおよそ140歩歩いて浜まで行く。

”狂おしいほど美味しいフィッシュタコ”

食べながらいつも願っていたのが、

「これをずっと食べ続けられたら」

ということ。

そのくらいおいしいのです。

海は思ったほど温かくなく、

「トランクスだけで平気」

となぜか記載してある波情報サイトが291(ニクイ)。

実際にはスプリングスーツ着用が正しく、

さらには、「もしかしたら」

と持っていったフルスーツが適温だったメキシコ本土の春。

これはウニ畑岬満潮時の全貌。

緩く、長い波だった。

鯨もいました。

手前はDE大地。

ミニ・ノーズライダーの虜となったイスラエル。

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イスラエルはメキシコ版ジョエル・チューダーそのもので、

みんなに愛されるおだやかな性格と、

優雅なスタイルから繰り出されるロマンチックなマニューバーという、

メキシカンの常識を覆すグレイトサーファー。

スペインバルの朝食。

食べきれないほどの野菜が添えられたオムレツや、

色とりどりの地元フルーツ群。

一皿300円がその価格帯。

これは500円だった一尾丸ごとの鯛。

ケチャップのおいしさに目覚めたメキシコ旅。

フィッシュタコに、オムレツに、魚に、なんでも使用した。

特大サイズ3個100円で買ったアボカドで作った

”ワカモーレ冷やし中華”

一同がうなり、そして無言となるほどおいしく、

日本食とメキシコの融合食として永遠の記憶となった。

猫好きにはたまらないポーズ。

朝もやってきたイスラエル。

腰に付けた車のキーホルダーは、

波乗り中は衣類から離されて、砂に埋められていたのが印象的だった。

彼はそのくらい用心深く、

「メキシコは何でも起きちゃうからね」と警戒していた。

勉強になります。

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「日本の曲が欲しいです」

というイスラエルには、

稲葉浩志さんと、B’ZのプレイリストからCDを焼いてお渡ししました。

「日本の本格ロック最高です!彼女もどっぷりはまっています」

という内容のメールが後日届いた。

これはトータス(サンドイッチ)

ベジタリアンの彼なので、

中身は野菜と察するが、これも絶品でした。

ラ・クルスという街は石畳の道だった。

協会の隣なので、

礼拝時間はこうして駐車場所がなくなってしまう。

いつもの斜め駐車でボードをおろす。

このストラップキャリアの使用方法も動画で撮りました。

後日NAKISURFムービーで公開しますね。

http://www.youtube.com/user/nakisurf

帰国日となって、

慌てて空港に向かい、

例の行列儀式をしっかりと行い、空の人となった。

さよなら?。

アディオス・アミーゴ!

噂のモノスゴ波の島々を眼下に入れ、

時速800km強だと、

三時間で都会サンディエゴ、カリフォルニアに到着。

いつかカリフォルニア回想編をやりますね。

日曜日にも来てくださってありがとうございます。

明日に向かって一歩。