新品・中古サーフボード販売、カスタムオーダー、ウェットスーツ、サーフィン用品など。NAKISURFは、プロサーファー、フォトグラファー、サーフライターで知られるNAKIのコンセプトサーフショップです。

naki's blog

すばらし波のワンハート_スタッフたちが感じた波_製品版バターゾーンのすごさ_NAKISURF千葉ニコリン寨_(2397文字)

千葉。

昨日の東浪見ワンハート前。

なぜここまで強い波があるのかが知りたい。

ちなみに今日も大きかった。

朝は風が良く、

その時のパーフェクション。

バターゾーンの初乗り。

つまり初ワックシング。

ヤスにフィッシュアイをかまえたら、

「へー、こんなに近くで撮れるのですね?」

とこうして画角入りしていた。

パドルアウト前のアップ。

こういう波の日は、

ウオーミングアップが重要です。

流れの都合で、

混んでいる側からパドルアウトした。

30人は浜にいただろうか。

弊社メディア部長の淳(じゅん)は、

長らく大病を患い、

じつはこの日が6年ぶりのサーフ。

先週にも一度入ったそうだが、

その日は波が小さかったので、

本格的ににSURFを再始動しはじめたのがこの日。

その病の経過、経緯を知っている俺としては、

彼がウエットスーツを着ているだけでうれしいのです。

本当におめでとう!

パドリングしているじゅんもそれはうれしそうだ。

\

6年ぶりでいきなりこの波に乗れるのだから、

じゅんという人のすごさがここにあった。

サーフしたいという夢を追いかけ続けると、

現実になったときにそれがこうして叶うのですね。

インサイドまで乗り継いだ彼に手を挙げて讃えた。

6年は長かった。

本当におめでとう!

↑NAKISURF千葉ニコリン寨の頭領オーニシ。

生まれて初めて乗る3ピートに戸惑うことなくファーストグライド。

彼は、

この位置でトップに向かう胆力も持ち合わせている。

下の写真は昨日も登場したタカツグで、

多分この波が昨日のベストウエイブ。

ボードはCOLEバズーカだったかな?

でも、やられるときはこうして喰らっている↓のだから、

やはり攻め尽くさないと、

最高の波に乗ることができない証拠がここにあります。

躊躇しないすばらしいテイクオフでした。

↑ヤスはこうしてトップから吸われてしまっていて、

理由を求めるのなら、

それはきっと斜面を駆け下りるためのパドル力が弱いからだろう。

この位置で見える波底というのは、

恐怖なのか、それとも異次元なのだろうか。

今度ヤスに聞いてみます。

上下ともタカツグ。

昨日は彼に世界一周帰りということから、

「シンセカイのタカツグ」

というニックネームをつけたが、

定着するかどうかはわからない。

それにしても彼はカミカゼボーイだなあ。

俺はというと、

セットの大きいのばかりに狙いをさだめたので、

形の良いの波はあまりつかめなかった。

でもライトの良い波も乗ったし、

オーニシと二人乗りハッピーグライドして、

かなり幸せなマンライ・セッションでした。

日本に着いてすぐにノースハワイよりも大きな波に乗れるとは思っていなかった。

しかも祭日だというのに無人でしたから。

今回は新作(製品版)バターゾーンの5’3″に乗ったわけだが、

そのすごさは色々あるけど、ひとつはテイクオフの速さ。

パドルアウトする前にニコリンハウスのご近所さんが、

「これでやるのですか?フフ」

と意味深な質問をしてきたけど、

じつはこういう波もバターゾーンは得意なんですよ。

この位置からテイクオフを敢行できます。

トップで弾かれても、

こうしてテイクオフできちゃうのです。

しかも安定しています。

こんな感じです。

「乗れたか」

「乗れなかったか」

と比べてみると、

それは天地ほどの差があって、

やはりテイクオフが早いボードというのは、

どこまでもうれしいものなんです。

これは最大セットが入り、

それにダックダイブしているショットだが、

このようにトップアンドボトム波なのでありました。

上下が付くということですね。

バターゾーンの最新作で千葉波のすばらしさを満喫し、

マンライ多数を通過し、

俺のニコリンスーパセッション終了。

オーニシのスーパーテイクオフ。

ここからは、

ヤスのスバラシテイクオフのシークエンスを。

あれだけ吸われて自信喪失していたヤスの最後の波。

仕事開始の時間が迫っていました。

この位置でコミットメントした彼は深く、

強いパドリングを波底に向かって続け、

そして、このようにノーズを下げて、

理想のテイクオフをメイクした。

しかもグラブレイルだ。

やった!

ついにすばらしい波にドロップイン成功!

この美しい波を滑りながらヤスは何を感じたのだろうか?

何が見えたのだろうか?

そのままインサイドまで乗ってきた彼は、

このガッツポーズ。

「やりました!ついにやりました!」

という彼の叫びが聞こえてきそうだった。

感動はやはり胸にやってくるのですね。

うれしいと、人は走ります。

この笑顔。

波乗りのすばらしさ。

彼にとってはスゴ波だったが、

挑戦を重ね、得たものは大きかったのだろう。

「辛そうなので入らない」

という選択肢もあったのに敢えてチャレンジして、

その結果の笑顔が伝わってきた。

ヤスおめでとう。

そしてありがとう。

みんながハッピーになりました。

あきらめないその心に感動。

6年ぶりのSURFSURFSURFを終了させたじゅんもこの笑顔。

彼も奮い立って挑戦したからこその笑顔です。

しかも自分自身で勝ち取ったものだからそれがうれしい。

嗚呼、波乗りってすばらしい!

だから俺たちはここまでサーフィングを愛しているのだろうな。

波乗りを終えて、

暗くなるまで業務したNAKISURFニコリン寨。

ちょうど発送日でした。

サーフ後のじゅんは撮影に勤しみ、

ヤスとアパッチ亮太はそれぞれの作業に。

NAKIPHOTOのケーキに全員が驚きながら、

おいしくいただき、

ミーティング後には、

「膝の折り方についてレクチャーがある」

というSURFな会社なのです。

これから南房総までサーフボードのデリバリーです。

CANVASの新作『サンオノフリー』が届きました。

エリカさま、お楽しみに?!

投稿が遅くなってしまいましたが、

これだけ写真がたくさんあったのでとても長くなってしまいました。

いつものことですが、

ここまで読んでくださってありがとうございます。

それではまた明日!

すばらしい週末としましょうね。

暖かいといいなあ。