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CL_サーフボードの体積について_Seea(シーア)再入荷!!_キャッチサーフも確保しました_LOG LIFE – PART 1 from Catch Surf_(3279文字)

『CL』

こんな言葉がサーフボードの数字に登場した。

CLはキュービック・リットルの略で、

これは「平方リットル」という意味だそう。

自動車のエンジンでは”CC”、

その総体積を排気立方センチメートルインチで表現している。

例えばトヨタ・ヴィッツ なら、

1300CCなので、1.3CLとなります。

CLはサーフボードの体積の数字。

以前は水槽に水を張って、

サーフボードを沈めて体積を求めていた。

コンピュータシェイプが出現し、

簡単にわかるので普及しはじめたようだ。

ただ、

コンピュータシェイプの素材からシェイパーたちは、

レイルを削いだり、コンケイブをつけたりするので、

ほとんどのサーフボードは、

あくまでも参考体積ということになる。

さて、俺のマジックボードはBD3の

5’0″x 20-1/4″x 2-5/8″というサイズだが、

この体積を調べてみると、30CL前後とわかった。

で、俺は「30CLがいいのだ」とずっと思っていたが、

先日乗って、

マジック認定したポンパドール・ラウンドが25CL、

最高傑作認定のプレイング・マンティス5’4″も

たった25CLしかないことを知った。

さらに見ていくと、

俺にとってはオーバーフロートのAVISOグラスホッパー

5’7″ x 19-1/2″ x 2-5/16″は27.5CLで、

それでも30CLには足りずに、

とすると、

BD3-5’0″=30CLというのは違うのではないか、

そんなことを感じるようになった。

そこで、コールとライアンを訪ねて、

この疑問に答えてもらうことにした。

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立方体 – s3( s は一辺の長さ)

直方体 – lwh (奥行き l, 幅 w, 高さ h )

円柱 – πr2h(底円の半径 r, 高さ h )

球 – 4πr3 / 3(球の半径 r )

円錐 – πr2h / 3

(底円の半径 r, 高さ h )

角柱 – Ah(底面の面積 A, 高さ h )

コンピュータシェイプに精通しているライアンは、

「そうなんだよ。

体積の数字だけを追っていくと、そういうことが起きえるんだ」

「それでは、体積はあまり関係ないということなの?」

「そうではなくて、長さ、

つまりボードの全長に関係しているんだよ」

「というと?」

「ボードが長いと揚力が上がるから、

必要な体積が少なくていいのさ」

「とすると、短いボードがより大きな体積を必要とし、

長いボードは少ない体積で同様の性能となる。

長さと、推奨体積が反比例しているということだね」

「そうなのです」

コールもライアンと同様な意見で、

彼はロッカーについても言及していた。

「“掘れた波に対応できるようにロッカーを強く”

という要望を受けるんだけど、

ロッカーを上げてもそれには対応できないことはわかるだろ?」

「はい、ロッカーがありすぎると推進力が弱まるので、

逆に降りていかなくなります」

「そうなんだ。それではテイルロッカーはどう考える?」

「少しあった方がテイクオフには有利な気がするけど、

あまり気にしていませんでした」

「そうなんだよ。ノーズロッカーとテイルロッカーは連動していて、

体積についても同様で、増やすとこうなる。

減らすとこうなるという明確な目的がないといけないんだ」

「そうなんですね」

「多くのサーファーはより浮力があるボードを欲しがる。

同時にコントロールしやすいより少ない浮力も求められる。

どこかで線を引くか、またはおおよそ中立というところで、

サーフボードを考えてくれると、マジックボードになりやすいんだ」

「浮力もマジックボードに関係ありますものね」

「そうなんだ。浮力は個人差があって、

体重110kgの俺のマジックボードにNAKIが乗ったらどうなる?」

「乗れることは乗れるけど、マジックボードとはなり得ません」

「そういうこと。そういえば、NAKISURFの

レッキンボールのストックボードの幅を全て変えさせてもらったけど、

あれは理解しているでしょう?」

「はい。長さに対しての幅が足りなかった、と」

「そうなんだ。あのサイズはキャノンボールならよく走るけど、

レッキンボールやBDのテンプレートでは細すぎるんだ」

「サイズにも黄金比率があるとコールは考えるわけですね」

「もちろん!長さ、幅、厚みというたった3つのファクターだからこそ、

その特定の黄金サイズというのは存在しているんだよ」

「だからストックボードをオーダーするときにそのサイズに注視しているのですね」

「そうなんだ。とても大事なことなんだよ」

サーフボード、やたらと奥が深いです。

大人気を通り越して、

いまや超人気のSeea(シーア)が再入荷しました!

サンクレメンテ発のすてきなサーフウエア。

今回の入荷分もご予約されている方からのご案内になります。

このすてきなサーフウエア、Seea(シーア)と、

商品予約の詳しくは、

こちらのリンクからドーゾ?(*´?`*) ?

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/51444/51445/list.html

マリブ(XS、S、M)も本日入荷します!

最近のサーフガールズはみんなフロントジップですね。

理由がなんとなくわかる気がします。

こんな個性的で、

さらには機能的なサーフウエア。

レトロでスイートなファッション・センス。

どうしていままでこんなデザインがなかったのでしょうか?

NAKISURFとSeea(シーア)のコラボラッシュガードも入荷しています!

袖をスタイルのために長くしたり、

丈も長くしたのは、めくれあがりずらくしたり、

と細かい配慮のラッシュガードなんです。

品の良い色だけを組み合わせたコラボモデルです。

https://www.nakisurfshop.com/SHOP/7105.html

↑ソラマー・ブルーシェル

↑ソラマー・ウオーターストライプ

そしてスワミーズ。

カリフォルニアガールズの夏のイチバンアイテムです。

どうぞニコリンサーフを楽しんでくださいね!

陶器の名作。

将来の海原雄山か。

連休前のキャッチサーフに行くと、

営業部長のジョエルが迎えてくれた、

Beater人気が高く、

1月からずっと品切れが続いていて、

今回のNAKISURF入荷もありましたよ!

春まで満載倉庫だったが、

今ではこの通りほとんどはけてしまった。

ビーターのフィンレス、

シングルフィン、ツインフィンというのがラインナップ。

フィンありをお持ちの方は、

フィンを外して遊んでみてはいかがでしょうか?

はっきり言ってむずかしいです。

あ、よく聞かれるのですが、

フィンがないと穴が空いたままですが、

そのまま乗っても問題ありませんよ。

ビーターやオディシーを擁するキャッチサーフ。

なぜここまで人気があるかと言いますと、

やはりその楽しさと、品質、

豊かな商品構成なのではないかと思っている。

オディシーには2本(7フィート)、

または3本(8、9フィート)ものストリンガーが入っていたり、

素材も水を吸いづらいものだったりしている。

テイルに付いている刻印で、

製造日、販売店がわかるようになっています。

NAKISURFに現在入っているのは、このAGL群。

サンオノフレまで行き、

また乗ってきました。

パッケージの上からワックスオン。

これを俺はDセンパイ方式と呼んでいて、

センパイ曰く、

「何年か経ってよ、

フィルムを剥がすとまだ新品というのが快感なんだよな」

ということで真似をしましたが、

難点はフィルムなので、やたらと滑るということ。

滑りながらもニーパドルをし、

初グライドとなりました。

あと少しでノーズなんだけど、

パッキング材がじゃまをして、

その手前で引っかかってしまった。(笑)

とっても楽しいログタイムでした。

ここにCATCH SURF謹製ODYSEAムービーをここに。

LOG LIFE – PART 1 from Catch Surf on Vimeo.

それでは今日もすばらしい日に!


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