こんにちは、
新しい週が明けましたね。
こちらも北風が混じるようになって少し涼しくなってきました。
暦を見ると、
2012年も残すところ112日となっていた。
一年を3で割ると、およそ121日で1/3ずつとなり、
4で割れば、約91日で1/4。
とすると、もうすぐ残りが三分の一となり、
そして四分の一となる。
書いていて何がなんだかわからなくなったが、
要するに、涼しくなるとすぐに寒くなる、
ということです。
冬がやってきます。
最近のウエットスーツは柔らかく、
暖かいとはいっても着替えが寒いので、
この季節をたっぷりと楽しみたいと、
自分自身に再確認したのでありました。
さて、ユナイテッドフィフティ。
こちらはオーナーのトロイ。
トロイは物静かで、天才的なアイディアマン。
あの『パワーバランス』
というリストバンドの創始者&オーナーであります。
今日のブライアン号。
本日は、
その大社長トロイ号にブラ師匠がアートを施そうという歴史的な日となった。
いつものことだがーー下書きもしないでバリバリと描いていく師匠。
ジェットの歩みで描き、
思いだしたのがサイボーグ002のジェット・リンク。
こどもの頃は彼がアメリカの象徴で、
その反動が005のジェロニモ・ジュニアか。
話を戻すと、
002じゃなかったトロイ号には、
ブライアンのポジティブメッセージがちりばめられていった。
描いているあいだにコールシェイプに行く。
ちょうどプレイングマンティス・シェイプ終了のタイミングで、
例によって、全て違うフィン位置を指定しているところだった。
こちらはNAKISURFストックボードであります。
コールはレイルのフォルム、
コンケイブの深さ、
ロッカーの強弱によって全てのフィン位置、
そして絶妙なる角度をこうして決定している。
数式では表せないタッチの感覚で、
だからこそコールボードには、
マジックボード含有率が異常に高いのだろう。
よって生産数が少ないので、
月に10本もオーダーしてくるプロサーファーは、
故アンディ&ブルース・アイアンズを最後に受けていない。
ただ年二回、マックスが各5本限定だったら可能だという。
最近はサーフボードメーカーがマーケティングの一環で、
「プロモーション」と称して、
ものすごい数のサーフボードをプロサーファーたちに提供しているから、
コールのような零細シェイパーにとっては、
その分野ではおいていかれているけど、
コールの
「そんなに多くのサーフボードって作れないぞ」
という言葉に納得する。
一般サーファーは渾身の作のシェイプが欲しいわけで、
「数打ちゃ当たる方式」
のサーフボードではないということ。
だからこそコールがこうして、
年中忙しいのでしょうね。
5’8″のプレイングマンティス。
尖りすぎたテイルを微調整。
コールは、
シェイプの合間には趣味の時間があって、
キャップアートに勤しんでいた。
できたてホヤホヤのキャップ群。
いくつかをNAKISURF用に仕入れておきますね。
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サンディエゴのパシフィックビーチ。
そのランドマークであるサーフインディアン。
大きなアートショーがあったので行ってきた。
スーザンとSHOさんのアートショー。
日曜日の午後だというのに大賑わいでした。
スーザンの展示。
とても美しく、オリジナリティたっぷりのデコレーションアート。
スーザンとケビン・ファミリー。
みんなそっくり。
もうひとりの主役のSHOさんの展示。
やたら深く、すばらしいです。
そのすばらしいSHOさんは、
会場でスクリーンプリントをしていた。
見れば見るほど味があるアートの創造者。
グリーンルームギャラリーの吉村潤さんもいらしていた。
超人気のSeea(シーア)も現在揃う在庫は全てここにございます。
『マキ』
というサーフスケートを創るエリック。
ムーミンと同じくフィンランド人で、
北欧ならではのアイディアが詰まったスケートボードを作っている。
Seea(シーア)のブライアンと、
サーフインディアン主宰のクリス。
ふたりともいい顔をしていました。
□
そのままタイゾウさんと、
創(つくる)さんたちと一緒にPBパスタを食べて帰ってきました。
みなさん、ありがとうございました。
創さんは、なんでも弊社ヤザワジュンのサンディエゴ時代の友だちで、
「やはり世の中は狭いですね」
と、いつものフレーズが口から出た。
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さてさて、
現在モーターサイクル・キャノンボール参戦中の
木村さん、N美さん、AYUさんたちの
チャボさんチームがステージ3まで進んでおります。
http://shinyakimura.blogspot.com/
昨日のステージ2は1分前のミラクルハプニングあり、
本日のステージ3は、
どうやら一秒の猶予も許されず、
スタートから480km先のフェリー乗り場まで行かねばならないらしい。
1915年製のバイクでそんなことを…。
しばし絶句してしまったほどであります。
さらには、最後の投稿では、
ミルウオーキー州でTIG社製の溶接機、
またはバルブガイド(1915年インディアン)を探しているそうです。
誰かおりましたらshop@nakisurf.comに教えてください。
木村さんたちに転送しますね。
どうぞよろしくお願いします。
(今朝見た木村さんブログによると、
どうやら修理できたそうです。
それにしてもトラブル続きのステージ3ですね。
これほどまでに嶮しいとは思いませんでした)
モーターサイクル・キャノンボールについての詳しくは、
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/37313
にあります。
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スポンジボードの雄、
オディシーでサンオノフレのユル波をサーフしてきた。
リユニオンの左右非対称ウエットスーツ。
膝がスレるのを防止しているので、
決してこのデザインが奇をてらったわけではなく、
やけに機能的だということがわかる。
さとるさんのオディシーライド。
ヨギティのレモンジンジャーティに夢中。
これに蜂蜜を落として飲みますと、
悶絶するほどおいしいのであります。
夕陽に包まれるサンオノフレ。
優雅で、どこまでも美しい時間。
まだまだ夏色ですね。
それではまた明日!
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