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naki's blog

マリブビーチ_木村さんとリンタロウさんがサウスダコタで_水なしトマトカレー_(2695文字)

こんにちは、

佳い週末ですか?

今日はこちらの暑さも少し和らぎ、

昨日のように45度とか、

そんな異常温度ではない通常の夏の日。

シェーンたちとマリブビーチに行ってきた。

マリブ市の人口はおよそ12,000人、

34kmの海岸線を擁する沿岸街。

世界的に有名なビーチリゾートだ。

ロスアンジェルスに隣接していて、

信じられない額の邸宅が建ち並び、

カリフォルニア・サーフィング歴史に必ず登場する

ポイントブレイクの長く、

美しい波とミッキー・ドラの壁で知られるユニークな海岸。

ここにはセレブたちがやたらと住んでいるので、

調べてみたらマリブで生まれた、住んだことのある、

またはゆかりがある人がこんなにもいた。

http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_people_from_Malibu,_California

アンジェリーナ・ジョリー

レオナルド・ディカプリオ

トム・ハンクス

パリスヒルトン

ジャネット・ジャクソン

ダスティン・ホフマン

ブルース・ウィリス

ジョン・トラボルタ

アンソニー・ホプキンス

エディ・マーフィ

オリビア・ニュートン・ジョン

スティング

ジミー・ペイジ

シルベスター・スタローン

ショーン・ペン

ダイアナロス

ブリトニースピアーズ

フランク・シナトラ

ブラッド・ピット

ロバート・レッドフォード

ジャック・ニコルソン

ビル・マーレイ

ケイト・ハドソン

マーク・ハミル(スターウオーズのルーク・スカイウオーカー役)

リチャード・ギア

メル・ギブソン

ケニーG

ボブ・ディラン

シンディ・クロフォード

ジム・キャリー

ベック

チャールズ・ブロンソン

パメラ・アンダーソン

ふむふむ。

『映画アイアンマン』

では主人公、

天才発明家のトニー・スタークの自宅がマリブの丘の上でしたね。

芸能関係の成功者が、

マリブに集まる図式がある。

当然なのだろうがーー

マリブのどこに行ってもラグジュアリーカーだらけで、

アイアンマン号はもちろんのこと、

こんなど派手なランボルギーニ、マセラッティ、ポルシェ、

フェラーリ、ベントレー、モーガン、

レクサスだらけでありました。

(信号待ちの1分程度の間に3台もの新型フェラーリを見かけた)

人は何に価値を求めるのかが人生では重要で、

そうして考えると、このマリブというのは都会にも近く、

ファッションもあって、ハリウッドもあり、

そしてビーチカルチャーがあるのが最上だということだろうか。

トップクラスのビーチには良いことがたくさんあり、

ここでも海岸はとても大事にされている。

今日は大規模なビーチクリーンが催されていて、

ただでさえゴミもなく美しい砂浜なのに、

砂をザルでさらうような清掃が、

多くのマリブ市民の手によって自主的になされていた。

ありがとうありがとう。

すてきですマリブビーチ。

日本ももっとゴミがなくなってくれたらいいのに。

行政が「もっと多くの市民が海岸で遊べるコミュニティ」

を創ることが大切なのだと感じた。

マリブでサーフと聞くと、大混雑の代名詞となっていて、

今までずっと敬遠していたが、

「マリブに、ジツはシークレットありマス」

とシェーンが教えてくれた。

つまり一番ポピュラーな南端のファーストポイント(一番岬)から見て、

一番奥にあるレフトブレイク。

だから波のサイズは下がるけど、人がいないのがうれしい。

俺は人気がないブレイクが好きだと公言しているが、

ここはまさにその典型であります。

しかし、ここから南に50m行くだけで、

波に飢えたサーファーたちがわんさかいるので、

そちらに吸い寄せられないようにご注意を。

ツアー前だからか、

波待ち中はずっとドラムの練習をしていたシェーン。

あんなにも上手なのに、

こうしていつも練習しているのがすごい。

達人から見習うことは多い。

本日のレフトは、満潮ということも相まって、

こうして岸まで乗って来られるコンディションだった。

なつかしき日本の波にそっくり。

ここから山側を見ると、

マリブの丘陵地帯が見える。

全米で難易度Aにランクされるペッパーダイン大学、

崖の上に建てられたお城みたいな豪邸群。

そしてこの小山の頂上の豪邸は、

カルバン・クラインのものであると聞いた。

さぞかし見晴らしが良いのだろう。

アメリカはスケールが違いますね。

サーフ後は、

ロスアンジェルス滞在中の友人と待ち合わせし、

ランチをいただいた。

マグロのレア焼き、

とってもおいしいのでした。

木村さんを昔から知る彼とのメイン会話は、

モーターサイクル・キャノンボールの話。

「無事にサンフランシスコまで到着してほしい」

とお祈りして、念を送っていました。

俺も同様にしています。

彼はカリフォルニアの北に明日から向かうのだそうで、

それぞれの旅が始まっていた。

Good Luck!!

木村さんのブログを見ると、

サウス・ダコタ州の停泊地でたっぷりと更新されていて、

そこには先週の火曜日に、

「木村さんのインディアンを撮りに行くんですよ」

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/37563

うれしそうにされていたリンタロウさんのお姿があって、

なんだかこうしてリンクする友人たちに感動する。

「GOGO!#80!」

木村さんブログによると、

キャノンボールの参加者たちも表情豊かで、

そして感動的な親切心とか、フロンティア精神があって、

そんなアメリカの大きさをたっぷりと表現している。

出場している全員が無事にゴールしてほしい、

と本日は大きなお祈りをする。

食事後は古着屋さんに行ったのが、

最近の不景気を反映しているのか、

あまり商品が集まっていない状態だった。

よって、何も購入せずに店を出る。

メルローズ通りの今。

パラマウントムービーのスタジオ入り口。

そのまま101fwyでサンクレメンテに向かうと大渋滞だった。

メジャーリーグをラジオで聞いていると、

こんなリムジンが横を走っていた。

マンガみたいで笑ってしまったが、

これもアメリカなのでしょうね。

電車みたい。

さきほど作ったのが、トマトカレー。

とてもおいしくできたので、

ここにレシピを公開しておきます。

まずは鍋にオリーブオイルを温め、

唐辛子とニンニクを刻んだのを炒めます。

そしてオリーブオイルが熱くなってきたら刻んだタマネギを入れ、

茶色くなるまで炒めたら、

切ったマッシュルームを入れ、

ヘタをとって、適当に切ったトマトを鍋全量ほど入れて、

鍋の中に水分が出てきたら火を弱めて、

市販のカレールーを刻んで適量入れ、とろりとしたら完成。

水を一切使わないトマトカレーです。

しかもベジタリアンメニュー。

ぜひ作ってみてください。

そしてすばらしい連休最終日に!