こんにちは、
寒くなってきたと思ったら、
突然の真夏日に汗がひかない。
34度をマークして、
記録かと思ったらそうではなくて、
カリフォルニアではいつもの秋なのだという。
AVISOのデリバリートラックがやってきて、
その中にテスト・プロトボードがあった。
王子ニックと梱包を開いてみると、
それはBD3そのもので、
全体的な質感だけが変わっていた。
外見には5’1″とあるが、実際には5’0″だった。
AVISO社は、
環境にやさしい素材のサーフボードを作りたく、
5年も前からこのボードに取り組んでいたのを知っていた。
そして遂に完成したのであります。
その名もグリーンレーベル。
AVISOの型を使ってのテストモデル。
まずは素材の相違だが、
カーボンファイバーを100%使う他のAVISO製品と違い、
バサルトファイバー&カーボンファイバーということ。
このバサルトファイバーを調べてみると、
「玄武岩を溶かして繊維とする」
とあって、通常のグラスファイバーが摂氏1400度で溶解するのにくらべ、
「(玄武岩は)1500度から溶け始める」
とあった。
その分強そうだ。
しかも製造過程が容易で、グラスファイバーと違い、
「(玄武岩だけで)再生資源を一切必要としない」
というのも素材としての魅力だという。
化学繊維が普及していないロシアなどでは、
こちらのバサルトファイバーが主流であるという。
このバサルトファイバーは、
鉄鉱石などの資源立地指向の工場が連なる西ウクライナで生産されている。
鉱物が繊維となるとは思わなかった。
「いかなる状況下でも有害物質を排出しない」
というすばらし素材。
強度はカーボンファイバーよりは落ちるというが、
環境に優しいということで、
先進国で人気となりそうな素材です。
世界で最初のプロトタイプということで、
まずは乗ってみますね。
強度がどこまであるかも気になるところです。
シェイプは俺が長年愛するBD3だから、
インプレッションを求めやすいというのもマルです。
真夏日のコール。
NAKISURFとコラボしたAVISO-Tシャツをプレゼントしてきました。
Dセンパイからメールがあった。
http://blog.nakisurf.com/naki/archives/39242
昨日のブログの経緯から
「すわ、叱られる!」と思ったが、
そのメールには、
この飛雄馬のオリジナルコミックス表紙画像と、
「命こめ 炎のタマに 俺燃えて」
という俳句があった。
怒っているのか、
はたまた読んでいないのかが意味不明だったが、
「秋深し テグタン飲んで サーフかな」
と戻したら、
「波夢の 覚めぬがままに 秋惜しむ」
とあった。
やはりセンパイは奥が深い。
どうぞすばらしい週になりますように!
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