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2011年12月28日(水)

ハッピーホリデーズ@ノースハワイ_極寒千葉北でのドライスーツ、百聞は一見にしかず_昭和47年12月の出前ワンタンメンを上総一ノ宮『名糖食堂』にて食し、今は亡き母を思い涙する_(2525文字)

ノースハワイのクリスマス。

島最大のショッピングモール『ククイ・グローブ』では、

クリスマス合唱団が歌を歌いました。

ハワイなので、これにフラが加わります。

アニーのフラ。

カイラがビーチハウスで波を攻め、

トムクンズでノアがニコリンサーフ。

ずっとずっと笑顔でいてくださいね。

さて、千葉北。

盆地では、ご覧のように霜が降りている。

「こんな日に海に入っているのですか!」

よく驚かれるが、

最近はウエットスーツの性能がいいので、

さらにはインナースーツホットパック

ブーツ&グローブまであるので、

全くと言っていいほど寒くないのです。

さらに、

極寒用の、

驚くプロダクトサンプルがニコリン寨(さい)に届きました。

それは『ドライスーツ』。

着用している友人たちが、

「一度着るともう止められません」

と言っていたこのドライスーツ。

今日はそれを試してきました。

見た目はウエットスーツだが、

ブーツ、グローブが一体となっており、

首のサイズさえだいたい合えば、

大きめで大丈夫とのことで、

オーニシからアパッチまで、

スタッフ全員が試着できるこのLサイズがやってきました。

洋服の上から着られるということで、

ジーンズから携帯電話と、

小銭をポケットから出してベルトを外し、

ジーンズを靴下にしまいこみ、

足部を履いてみた。

思い出すのが、

釣りをしていたときに使っていた

「チェストハイウエーダー」

という胸まである長靴。

あれを着ていると、

冬でも暖かく、胸まで水の中に立てたので、

それは重宝したのです。

ジャケットを脱ぎ、

そのまま上半身を着ていく。

洋服の上から着られるのは、

当たり前だが、

脱がなくていいのでそれは暖かい。

首も入れると、

背中のドライジッパーのみが残るので、

これをジーっと密封すれば完成。

手も温か〜。

この光進丸(CJ10’0″)にワックスを塗って、

いざいざと、

ほぼ無人の一ノ宮端のブレイクに向かいます。

ここで大事なのが、

「空気抜き」といわれる動作で、

入水しながら沖に向かって歩いていき、

ドライスーツ内にたまった空気を首から抜きます。

これでダックダイブもワイプアウトも大丈夫です。

これをやらないと、

浮き袋みたいになってしまうことがあるそうで、

必ず空気は抜いてくださいね。

ここはテトラポッドや堤防が入り組んでいるからいつも遠浅。

そして横波ウエッジや、

サイドウエイブが集まるピーク波となるオモシロブレイクなのです。

ただ、波が薄いというか、

パワーが全くないので大きなボードがあると楽しいのです。

後は、

こんな光進丸のような浮力のあるボードは、

浮き上がっているので寒くないのです。

はい、こんな感じで光進丸をゆったりと、

無人のブレイクで滑らせました。

ひさしぶりに世間から離れられました。

陸から離れ、

携帯電話もなく、

大海原に浮いて沖を見ているのは世捨て人みたいで、

サーファーの持つひとつのヨロコビを感じていた。

波に乗っているあいだ、

はたまた海に落ちても顔と頭しか水には濡れず、

冷たかっただけで、

全く寒くなかった。

ドライスーツはすごい!

誰もいないので、

10フィートのボードで全力パドルし、

波に乗りまくった。

ダッシュの連続のようです。

サーフサプリを飲んでおけばよかった。

予定数終了して岸に上がり、

ドライスーツを脱ぐと、

体は汗でびっしょり。

波乗りって、こんなに汗をかくんですね。

というか、

この寒さの中で瞬時に汗をかけるスポーツってあまりありませんね。

やはり「ドライ」を謳うだけあって、

内側が濡れておらず、

ドライスーツは一瞬でプルプルンと脱げてしまった。

最後は靴を用意し、靴下のまま靴に着地し、

着替え完了!

そして体はぽっかぽかでした。

寒くてサーフしたくない方、

冷やしたくない方、

冬場のトレーニング&ダイエットにいかがでしょうか?

「ドライスーツ、百聞は一見にしかず」

というコピーでしめさせていただきます。

スタッフたち、

そしてお客さまの間でカルト的人気が高まる

『名糖食堂』。

4代目のご主人より、

「ここは一ノ宮で一番古いのです。明治時代に創業しました」

と伺いました。

先代からのお味は、昭和48年に極まり、

そのままのレシピを現在まで完全保存してある希有な食堂であります。

NAKISURFスタッフたちに船木がヒアリングして、

人気メニューをまとめますと、

1位がダントツで

『焼肉定食』でした!

これは船木を除く全員が注文するという超人気メニュー。

次点が『カキフライ定食』

そして『中華丼』

後は順不同で、

『ワンタン麺』

『カレー南蛮そば』

『鍋焼きうどん』

『魚天ぷら定食』

『玉子とじそば』

となりました。

昨今のグルメ路線とは一線を画する名糖食堂。

ここで食べた全員が口を揃えて言うのは、

「やめられないのです」

「お腹が減ると、名糖のお母さんの顔が思い浮かびます」

という。

船木も感じたが、名糖食堂の味は、

満腹感、タイムスリップ感、

そして多幸感などをもたらす一方、

強力な依存性があるようだ。

その依存性の強さから、

食堂の建物やメニューは古ぼけて作ってあり、

これは4代目のご主人が、

多くの人を寄せ付けないように無意識のうちに配慮している結果なのであろうか。

「食」も生きるために重要なことであり、

時にわれわれは食に熱中する。

昭和47年の12月の土曜日、

船木の母親が出前でとったワンタンメンの味がここに再現されていた。

39年後のいま、あの頃に戻った船木少年が出現した。

コタツの上でゲルショッカーを憎み、

仮面ライダーを応援しながら食べたように、

そのヨロコビをこめてお酢をかけたワンタンメンをすすると、

麺がのびていて、

それは出前で運んできたことまでをも再現しているのであった。

恐るべし名糖食堂。

ありがとう名糖のお父さん。

あなたは時代をさかのぼる料理人で、

とすると、

ホーチョーニンアジヘーの現在なのかもです。


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2010年09月11日(土)

きれいなお外_珍しいモンクシール_BD3のサイドフィンを外してみたら宇宙船デシタ!!_(1400文字、証拠動画ありの短編です)

おはようございます。

今朝も未明に起き、

オフィスにやって来てメール仕事をしていた。

明け方になって、ノアが俺を呼ぶ。

「ダダァ〜、お外がね、しゅっごいきれいだよ〜」

「おお、行くよ〜」

と、慌ててカメラを持ち、

牧場の丘に駆けると、こんな朝焼けだった。

ノアありがとう!

2010_NH_T7742

不思議なもので、

こういう日は美しいものを多く見ることとなる。

コロアタウンの虹。

ちょっぴりというか、

薄くダブルになってますね。

Koloa

あいかわらず波が小さいのでビーチハウスに降りると、

このハワイアンモンクシールが浜で朝寝をしていた。

2010_NH_Monk_T7810

人を怖がらず、

そして全てに安心しているのか、

「クプー、クピー」

という寝息をたてながらそれはよく寝ていた。

誰かに似ているのだが、それがうまく思い出せない。(笑)

そんなことをしていたら長老フレちゃんとパパ・ジョニーが現れた。

P1030532

カメラを向けると照れるフレちゃんに

「お前はやはりカメラ小僧なのだ」

とジョニーは言ったか言わないか。

「波が小さいな、おい」

とフレちゃん。

真性小波となって今日は7日目となるので、

P1030529

変わったことをしようと、

さらにはフレちゃんがビデオを撮ってくれるというので、

P1030533

BD3からサイドフィンを外してしまった。

すると、こんな不思議なデザインとなった。

いわゆる「逆ツイン」なのであります。

これなら連日続いた小波セッションがスリリングになるだろう。

P1030534

これを見たフレちゃんは

「お前正気か?」

と驚いた顔で俺を見る。

それがなぜか上手く乗れたんです。

ビデオを撮ってくれたフレちゃんも大喜びしていた。

ノーズに行けたり、カットバックもできたり、

なんだか宇宙船風の乗り物に乗っている乗り味でしたよ。

タイヤの代わりにボールをつけた二輪車みたいで、

あちこち360度近い方向性だった。

ノーズとテイルはもちろん、

レイルが波のコブにヒットしても、

どこかが加速するような感覚で、

「新しい輝きというか、人生がここにある」

と言ってもおおげさではないほどおもしろかったのですね。

ただ、腰サイズだと、

このセッティングには大きすぎるようで、

インサイドの膝サイズが最高に楽しかったです。

いつかはこのセッティングでホワイトハウスかなぁ。(笑)

あっ、簡単ではありますが、その動画をまとめました。

乗った全ての波が入っています。

最後の波だけはフレちゃんがよそ見をしていて、

途中からになってしまいましたが、

例の岩場から上がるのも映っています。

よろしれば見てくださいね。

2分の映像です。

http://www.youtube.com/watch?v=66MLC7wILDg

AVISOのジョンが、

「アナタがそのセッティングで、

”ボードの上に立った”と言っても信用していませんから」

というので、

「本当ですから、動画をお待ちください」

と伝えていたので、ブログ見てね、

と電話をしてみようっと。

SAM_6986_2

すばらしい土曜日になっていますか?

こちらは今雨が降ってきました。

またすぐに止むとは思いますが、外は真っ暗ですよ。

どうぞ良い一日をお過ごしください。

朝の過ごし方で一日が変わるんですね。

明日の朝はおいしいコーヒーでもどうぞ。

そうだ、コーヒーの達人がいまして、

今からそのアジトにお話を聞きに行ってきます。

今日もブログに、

そしてNAKISURFにお越しいただきまして、

本当にありがとうございます。

夕食はノアの好きなカレーがいいかな?

ALOHA!


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2010年03月18日(木)

大事な人を1名募集しています_AVISO FIREBLADEはクロマグロ?_44才にして初めて_JUNは次期ブチョー候補_AVISOのニューモデルは「波に乗れないタチアガリ」_(4888文字、中編です)

こんにちは、

今日はどんな朝ご飯を食べましたか?

俺はひさしぶりにお餅を食べました。

なにもつけないでお餅の味を味わい、

それからあずきをまぶして食べて朝から幸せでした。

原宿ショールームでは、

業務をお手伝いをしてくださる方の募集をはじめました。

なぜかと言いますと、世界一周亮太がまた旅に出てしまうのです。

「旅はもう病気だからしょうがないねー」

と、俺だからこそわかるその気持ちをよく理解して、

「元気で帰ってくるのだよ〜」

とみんなで気持ちよく彼を送り出すのですが、

ショールームには毎日多くのお客さまがボードを見にこられたり、

質問も多くあります。

その業務に穴を開けられない、ということなのです。

細かく書きますと、

マンゴー紅茶にカウアイコーヒーに新しいDVDをオンラインストアにアップして、

日々つれづれなるブログを書いて、

ということを引き継いでいただくための募集であります。

たった1名の募集なのですが、

ショールームスタッフはお客さまへのNAKISURFの顔でもあります。

だからこそ真剣に探しているんです。

ゆーすけをはじめ、大西、そして亮太とクリーンナップトリオのバランス。

三角形の一点となる大事なことなんです。

だからこそここで、そのことを説明してみました。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/7616

どうぞよろしくお願いします。

さて、ノースハワイ。

北西ブイが7ft@9secというブイ情報を見て、

少し安心しながらサイズが下がったイナリーズに向かっていると、

AVISOのジョンから電話があり、

「SUPを開発して、先週末テストしたのデス。

画像を送るので後で見てクダサイね」

「了解〜、こちらは2日前がフォーティーンフォーティーンだったんだよ」

と伝えると、イナリーズが怖いジョンは受話器の向こうで反射的に咳き込み、

(ジョンがなぜイナリーズの話を聞くと咳き込むのかは、

以下のブログ日をご覧になってください。

『13ft / 16sec @314(NW)_リアルイナリーズ崇拝者より_間隔は16分?_ピンボケ愛の日_長くなったリーシュ_サメ君でサーフ』

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/2334

ややあってから、

「そういえば、フナキさんは最近BWGばかりで、

もうファイヤーブレードには乗ってくれないのデスカ?」

とあったので、

「いや、今日はファイヤーブレードに乗ろうと思って、ここに積んでいるんですよー」

と伝えると、

「YES, yes!」

と喜んでいた。

自社製品を愛するジョンは俺のブログを毎日見て、

AVISOでない日は沈んでしまうそうで、

俺のように靴もボードも同じものをずっと使い続けていると、

海の向こうの山の上ではそんなことになっていたことを知って、

少しかわいそうになった。(笑)

2010_Inaris_naki_V8868

イナリーズに着くと、胸肩サイズの美しいコンディション。

北西より、南西うねりの方が強いようで、

いつもの逆向きの流れ。

今日はレフト波(グーフィー)ばかりでこれも逆。

鏡の世界みたいだ。

沖でイルカが跳ね、クジラが集い、

そんなノースハワイの日。

下の写真が記念すべき本日一本目の波で、

ファイヤーブレードの速さに驚いた。

まるでクロマグロに乗っているようで、

このまま大西洋に行きたくなりました。(笑)

AVISOの中空の瞬発力のすごさをまた感じると、

今朝のジョンの声が思い浮かぶ。

彼は自社製品を自負しているからこそ、

乗られていないと悲しくなるのだなあ、とも。

崩れてしまったセクションにも速度があるからこうして軽くバウンスできた。

普段はこうなってしまうとぶち当てないのに、

テイクオフした瞬間にONになってしまった俺です。

2010_Inaris_naki_V8777

がルルー!

と歓び勇んでテイクオフすると、

これはイナリーズぽい波質で、斜面が切り立ちながら丸まっていった。

2010_Inaris_naki_V8809

本当に美しい波ですね。

たまにライト波も来て、

このホバリング(浮き)で、

ファイヤーブレードの加速性能がわかるはずだ。

2010_Inaris_naki_V8946

腰サイズでこんなに速度が出ると、なんでもできる気がしてくる。

ちなみにツインスタビライザーのフィンを装着しています。

スープへのフローターもこんな距離が出た。

今度はボードの浮き方でこの速度を確認していただければ幸いです。

不安定な場所でもクロマグロは前進することを知ったのは、

カリフォルニアの初乗りだった。

こうしてスピードがついたままテイルを踏んで降りてこられるのは安全で簡単なので、

こういうドッカーン波ではよく実行している。

これをおぼえてから怪我がなくなりました。

2010_Inaris_naki_V8853

朝10時にマイナスタイド(-0.2)という激干潮なので、

波もつながってきてしまった。

いわゆるダンパー気味。

これは上がる頃のショット。

バックサイドで走ってきたトラック(軌跡)を見ていただければその速さが。

と、また「速い速い」と書いてしまったが、

それほどまでにこのクロマグロの速度が際立っていた。

ディープクアトロチャンネルにシングルスロットのボトムですから。

2010年にコールが波乗りマニアに贈る

『速度追求型モデル』

なので当然と言えば当然ですね。

2010_Inaris_FB_V8823

最初に乗ったときは、

「?そんなに速くないぞ?」

と思ってしまった。

ちょうどサンクレメンテにいたのでコールに

「ファイヤーブレードだけど、あんまり速くないのです」

と正直に伝えると、

「ん?そんなことはないはずだよ。

テイルは踏んでいるかな?

ディープチャンネルはさ、

テイルを踏めば踏むほど速くなるって、

マット(・アーチボルド)が言っていたぞ」

と返された。

で、サンクレメンテ・オフィスに戻り、

撮っていただいた波乗り写真をチェックしていると、

その俺はテイルには遠く、

かろうじてサイドフィンの上を踏んでいた。

そこで、

意識的にテイルを踏むようにしたらクロマグロに変化したのであります。

2010_Inaris_FB_V8824

速度があって、切り返しもクイックだから、

20代の頃からアーチボルドを見て、

こころからあこがれていたこんな垂直バックサイドオフリップがデキマシタ。

それは44才の春。

バカボンパパは「41才の春だから〜」と歌っていたけど、

彼よりも3年多くかかったのだ、と感無量。

よくわからないけど、そのくらいな気持ちなのです。

2010_Inaris_FB_V8825

この位置にボードを当て込んだことがある人ならわかるが、

波リップの押しと共にボードは自動的に返ってくれる。

2010_Inaris_FB_V8826

もうそんなことを知っていたので、

ついここで脱力しちゃいました。

めでたしめでたし〜。

写真はなぜかここで終わっていて、

それはカメラのバッファ切れと思われるが、

上がってきて、モニターを確認すると、

この当て込みが撮れていたことに満足する。

カイラありがとう〜。

今夜はうまいビールが飲めるな。

グビグビー。

2010_Inaris_naki_V8910

俺にとっての元祖師範のオガマさんと抱井さんたちは、

満足ライディングのことを「マンライ」と名付けたけど、

マンライの俺とクロマグロの2ショット。

うれしくて、子どものような顔になってしまいました。

ファイヤーブレード、ありがとう!

コールにもAVISOにもTHANK YOU!

44才になってようやくというか、

一回できるまで26年かかってしまったが、

このターンをこのボードで会得しちゃいます。

AVISO FIRE BLADEの詳しくはこちらを↓

http://www.nakisurf.com/brand/aviso-model.html#fireblade

と喜びながらオフィスに来ると、

道路の向こうに美しい虹がかかっていたので、iPhoneでパシャリ。

R0018868

いくつかのTシャツデザインをしていたら、

昔昔にデザインしていた

『ミル・フルータス(スペイン語で千の果物)』

のタグデザインが出てきました。

このTシャツはビームスさんで独占販売していただいたのですよ。

bird t-shirt kauai Tag-2

なつかしいなぁ。

これは「ハンドペイント」とあるように

シルクスクリーンを自作して、

顔料だらけになりながらサンクレメンテで制作していました。

そのとき写真やこういう創作のアシスタントをしていたのが

現在トップページやツイッター、MIXI、

フェイスブック、マイスペースの管理とアップデートをしているJUNで、

NAKISURFでの彼の役職はコピーライト部の次期ブチョーなのです。

「不思議な縁だなぁ」

と思いながらこのミル・フルータスのタグを見ていました。

ノースハワイにも本格的な春がやってこようとしています。

2010_Plumeria_T9187

陽水さんの「夢の中へ」がかかっています。

♪”ゆめのなかにいってみたいとおもいませんか〜”♪

で、朝ジョンと話していたAVISO試作中のSUP詳細メールが届き、

許可を取ったのでここに公開しますね。

IMG_0718

長さは12フィート。

特筆すべきなことはこれがたった20パウンド(9kg)ということ。

そして新規格のSUP(タチアガリ)であります。

AVISOが今回提案するのは、

「波に乗れないタチアガリ」

IMG_0608

でありまして、

これはこうして平水面を移動する上級機種として企画製作されたという。

なぜならば現在USAでは、

「湖、湾内、河などの平水面でのSUP人気が沸騰している」

とアウトドア誌に特集が組まれていた。

ご存じSUPは波乗りと同じでバランスが重要。

しかも持続性のあるバランスはインナーマッスル、

さらには心肺、内臓を鍛えるから、

健康ブームと自然、エコな人たちの背景と後押しもあって、

SUP人口が大増加しているのです。

けど、波に乗れないのなら闘牛岬のようにSUPに占領されちゃうこともないし、

なんだか平和で楽しそうな気がします。

IMG_0645

波に乗るためには、

ご存じのようにものすごい力がボードにかかるので、

強い耐久性が必要で、

AVISOは精密、中空を売りにしているボードメーカー。

そうなると、こうして体高が高いものは必然的に製作できないことになるが、

発想の転換で、

「波には乗れません」

としてみたらありとあらゆることが可能となった。

そしてAVISOが素材として使用したのは

『ナチュラルカーボン(Natural Carbon Fiber)』

これが軽量化を実現し、

静水SUPに最良のフレックス性能を実現したという。

IMG_0702

さらにはこのコンポーネントは、

総量200リットルもあり、

寝袋はもちろん、キャンプ用具や食料を入れることができる。

IMG_0710

俺も野宿好きで、

キャンプ地に行ってみると人がいて、

川の向こうなら誰もいなかったりするので、

これがあればすーいすいと移動して、

自分だけの陣地を手に入れることができる。

つまり簡易自家用ボートなのだが、

もう一度言いますと、

「総重量が9キロ」

この大きさで9キロはボートでは100%不可能だろう。

パンダ猫よりも軽いのですね。

IMG_0715

カーボン柄がきれいだなあ。

ちなみに王子ニックがネヴァダ滞在中にパドルレースが行われ、

18フィート以下のボードだったら出場可能ということで、

宣伝も兼ねてこのボードでエントリーしたら結果がなんと3位。

「他選手はみんなこのパドル競技のために鍛錬した人ばかりで、

なんだか悪かったみたい。

でもみんな18フィートだったのだから、

こちらは12フィートで勝っちゃったから不思議がられたよ」

とニックは申し訳なさそうにしていた。

それはそうだ、

AVISOのようにサーフボードを極めたメーカーの滑走は速いはず。

中空だから速いのか?とも感じた。

このボードはテストがうまくいくのなら発売はこの夏だそうで、

予価2200ドル程度とされている。

釣りにも良さそう。

欲しいなあ。

BEACHのロクさんはいかがですか?

AVISOの試作品の報告でした。

気づくともう木曜日なんですね。

昨日月曜日かと思っていたら時間はずいずんと進んでいきます。

暑くなったり、寒くなったりの繰り返しですが、

体調にはお気を付けて、すばらしい日をお過ごし下さい。

太陽をたっぷり浴びたカウアイコーヒーやジンジャーシロップで、

体内に夏を取り入れる、というのもいいですね。

今日もありがとうございました。

明日もきっと書きますので、どうぞまたお越しください。

このブログを毎日書いて、もう4年になるのですよ。

継続けいぞくケイゾクですよ〜。


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2009年03月10日(火)

12.5ft 17sec.@315(NW)_流れまあまあ、ダブルちょいのセット_俺のターンはオールドスクール!?_フレちゃんの情熱とBD3_ NAKISURFコムTVCM!?_快晴と無人ブレイクにうっとり編

12.5ft 17sec.@315(NW)

という強いうねりが届いているノースハワイ。

昨夜、ものすごく降った大雨はハナレイの橋を通行止めとし、さらにはカリヒワイのハイウエイを通行止めとしてしまった。

自然の驚異を推して知るべし、という言葉で始まった朝です。

流れまあまあ、ダブルちょいのセット

これなら!

とフレちゃんとココで、イナリーズ詣でをしたが、到着すると、「流れまあまあ、ダブルちょいのセット」はフレちゃんには強すぎるうねりのようで、「ここで見ているからやってこい」と背中に聞き、イナリーズにパドルアウトする。

地形なのか、うねりの性質なのかあまり掘れずにバックドア、パイプラインより掘れるという波質とはならなかったイナリーズ。

波とは不思議で、毎日違っている。

俺には永遠にその全貌を知ることはないのかもなあ、と空を見上げると青空に浮いた満月があった。

俺のターンはオールドスクール!?

315度の北西のせいか、あまり流れないイナリーズの形の良い波を堪能した。

上がってきて、開口一発のフレちゃん曰く、「お前のボトムターンは1970年代のソウルアーチそのままだな。ガンや厚い板ならともかく、短いボードであのターンはむずかしいんだぞ」ということですが、いつもやっているターンなので、そんなことは知らずにシュッターとレイルを傾けていました。

そのフレちゃん言葉を「ふーん」と聞いていたけど、アップロードしてからこの長いターンのスプレーを見ていると、BDシリーズの高く、深いポテンシャルを知ることになった。

でも宣伝みたいで嫌なので、この話はここまででおしまい。

フレちゃんのために3km先のトムクンズに移動し、2ラウンド目を開始する。

フレちゃんの情熱とBD3

トムクンズは頭ちょいくらい。

イナリーズの隣なのに半分サイズ。

かと言って、湾でもなく、遠くにイナリーズが霞んで見える。

うねりとは不思議だなあ、と軽くサーフィングをする。

俺は、イナリーズのカレントでものすごく疲れていたようで、すぐに腕が痛くなった。

「フレちゃん、上がるけど好きなだけサーフしていいよ。俺は11時までは平気だからね」

「上がるのならそのBD3を貸してくれ」と言うので、

「ぜひ」

と上がり、フレちゃんを見学していた。

上がってくるなりフレちゃんは、

「おー、こんな調子いいボードに生まれて初めて乗ったぞ!すごくステビライズ(安定)しているし、スピードがすごくて驚いた。テイクオフも速いし、こんなすばらしいサーフィン日に巡り会えて最高だ、ありがとう!」

という律儀なコメントで、それを受けた俺は「じゃあ、ジョンに言ってフレちゃん用のBD3を送ってもらうよ。D大先輩と一緒にライダー扱いにするね」

ということになって、すぐにジョンに電話をする。

「65才になってライダーになれると思わなかった。人生これからだな」

とにっこにこで喜んでいる。

本当にそんな事があるんだな、と俺も感じ入る。

だが、これは「フレちゃんの尽きない情熱と夢を感じた結果」なんだなあ、と俺も夢を持ち続けようと気を入れた。

NAKISURFコムTVCM!?

それと、イナリーズで波待ちしているときに、NAKISURFコムのコマーシャルを思いついた。

ここに脚本風に書いてみますので、どう思われるか教えてくださいね。

1. 砂浜


晴れた日の砂浜。

俺(船木)がCOLE新作のファイヤーブレードを持って立っている。

船木「コール印の新作が完成しました。シングルスロットとイーグルノーズの威力をぜひ!新しい感性のサーフィングを波に刻んでくださいね、ぜひ〜!」


ここでD大先輩が「襟が10cm洋ラン風ウエット」を着て、「つま先が尖ったピカピカのエナメル靴風ブーツ」を履いて右側から登場。

「鬼ソリ」と呼ばれるそり込みにパンチパーマで顔正面をカメラに向けながら歩いてきて、

D先輩「俺のような新感性のサーファーにもファイヤーブレードでしょ〜。バリバリでナウいあなたにぜひ〜!」

船木「ドドゲ先輩もお奨めのファイヤーブレードで新時代です!」

D先輩「おめぇー、ライダーにこんな格好させやがって、本当にソリ入れちゃったじゃねえかよ、どうしてくれるんだよ、明日からお得意さんに行けねえだろ〜」

と船木の首をヘッドロックで絞める。

船木「ファ・・イ・ヤー・・・ブ・レー・・ド・よ・ろしく・お・ねがいします〜・・」

フェイドアウト。

NAKISURFのイーグルロゴが現れて終了。

と考えていたら沖でげらげら笑ってしまった。

予算的にTVは無理ですが、YOUTUBEで配信できるのでやってみたいなあ。

D先輩編とTVショッピング、3分クッキング、情熱大陸風というのはどうでしょうか?

(おまけ)

石関夫妻もイナリーズに来て、鋭い波を満喫しました。

快晴と無人ブレイクにうっとりの広子ちゃんと太郎さん↓


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