naki's blog

カテゴリー別記事: 旅

2012年05月02日(水)

GW企画NAKIPHOTOギャラリー5_旅_BLUE誌2011掲載_(3022文字)

I’d Go Anywhere. どこまでも。

“Look all around, there’s nothing but the ocean.

Look straight ahead, there’s nothing but blue ocean.”

見てごらん、海だけがあるよ。前を見ても、青い海だけさ。

ずっと、闇の中にいた。

頭上を、風の音が刻んでいる。

幾千、幾万もの雨粒が上を跳ねていった。

永い夜だ。

どのくらい睡っていたのだろうか。闇が薄くなり、風は止んできた。夜明けは近いのだろう。腰を起こし、円弧状のテントジッパーを少し降ろすと、そこには海が拡がり、波の筋が線となっていた。手前では、闇が明滅するように規則的に膨らみ、すぐになだらかになっていた。

待ちに待った波がやってきた。

昨日まで都会にいた。晴れているのか曇っているのかわからない無表情な天候。カラスの鳴き声、電車の時間、渋滞情報。俺は行列をかいくぐり、南行きの機に乗った。離島桟橋に向かい、船に乗ってここまでやってきた。

「旅とは“偉大なる逃走”なのだ」とは旅作家の故開高健さん。全くその通りだと思う。散らばった宝石と駄石の混合内に自分を置き、石を見分け、良質な宝石を手にしたときの胸の高鳴りは、普段の生活をしていたらなかなか味わえるものではない。

波に乗ることを生業としているが、海が相手なので、ご想像の通りチカチカするほどの毎日だ。漁師のように荒れたからお休みということもなく、荒れてこその出番だったりもするので、ときには困難もある。

挑む自分と受ける海。そんな対話でつかさどられている言葉なき波乗り世界だが、ここには物語がたっぷりと詰まっている。その波乱と心情を描いた物語は、波が登場人物となってこころに宿る。そんな物語を味わいたい、所有したいという欲求があるからこそ、俺たちは波に乗ることに惹かれ続けているのかもしれない。

すばらしい波のことを『宝石』だと例えてみると、まさにその通りだと納得した。波は無形の宝石で、それらを集めると自身の財産となる。

波は声紋や指紋と同じように全て違い、土地が変わればさらに違う姿を見せる。ブレイクを変え、季節を待って、深く掘り進みながら発掘する宝石もあるし、思ってもみなかった近所に美しいものが落ちていたりもする。

波乗りの魅力とは何だろうか?そうだな、浮遊感、対自然、滑走支配、自由さと挙げてみようか。さらにその独特な漂流感覚がすばらしいということに気づいた。サーフボードひとつで沖に出るのは漂流そのもの。波に乗ることを目的としているようで、じつのところ“さすらう”ことに惹かれていたのかもしれない。流れ漂い、自分がどこに行くのかわからないのは、日常生活ではなかなか味わえないことだ。加えて困難が何重にも張り巡らされ、それをかいくぐり、打ち破ったりしていくのが楽しさなのだとわかってくると、強い波に弾かれ、沈められるということにも意味を見いだせる。

波に向かうときの心細さ、決心、挑戦心、好奇心、虚栄心、猜疑心、実行力、疎外感、縮小感覚。それらを混ぜながら、ときには振り払いながら進むべき方向を決める。サーフボードを持てば自分が大将であり、将軍である。行くのもよし、休むのもまた佳し。そんな自由さも波乗りの魅力なのだろう。

テントのヘリを乗り越えるようにして這い出ると、砂がヒンヤリとしていた。昨夜の雨が砂浜に無数の小穴を開けていた。水平線の上に浮かぶ雲がオレンジとピンク、青、紫色に色づいている。うねりは未明に見たときよりもさらに大きくなったようだ。何年も待った波が出た。小波のときにはじめてサーフして以来、「ここに大きなうねりが入ったら?」と夢想し、それがいま目の前で現実となった。時間を越えて、肉体的にも耐え、俺はここまでやってきたのだ。

幾本もの筋はある一定のところまで来ると、立ち上がるように切り立ち、生きもののようにうごめき、そして泡となって果てていった。その切り立ち、うごめくところを滑るわけだから、目に芯を入れ、繰り返してその箇所を凝視し、「厳しいが乗れる」という自分なりの結論に達した。

書いていて感じたが、セッションをエピソードに例え、波を登場人物になぞらえるのは楽しい。「あれに乗って、これはやさしそうだ、甘そう、辛そう、あいつはヤバイ奴だ」とやっていると、波群全体の性格が見えてくる。そうして自分を物語に加えていく。またはそうすることによって仲間入りを計ろうとしているのかもしれない。

水を多めに飲み、テント脇においたサーフボードを持ち、ゆっくりと、ゆっくりとワックスを塗り、風でさらに冷えた砂浜を渚に進んでいく。

泡がショアブレイクで膨張し、圧縮したような破裂音を発していた。沖を見ると、水平線を遮るようにうねり群が見える。それは留まることなく上下に揺れていて、俺は意識を閉じ、その波動を見ていた。

沖に、休息の気を感じ、「今だ!」と海に飛び乗るようにパドルアウトを開始した。

あふれる海の鼓動。体幹に気を入れ、腕を振り絞り、沖を目指す。淡い暖色に縁を彩られた泡が層となりやってきた。それを越え、くぐっていると、大きな海壁が彼方で果て、それは轟音と共に怪物のような泡がやってきた。ボードを掴んだまま何回転もし、やがて解放され、薄明の海面を目指す。ようやく浮き上がると、一面が泡の層だった。弾ける泡の音に耳を入れると、泡からの無数で小さな、ささやかな破裂音が聴こえた。目的を達成するためにさらに腕に力を入れて漕ぐ。雪上車のようにノーズが泡をかき分けていた。水平線はうねりで隠されていてまだ見えない。次も同様に沈めこまれた。また大泡が来た。浮き沈みしながら、「これで沖に出られるのか?」という焦燥を打ち消し、泡の粒だけを凝視して、とにかく前に向かって漕ぐということだけを繰り返していた。やがて水平線が見え、重くなった腕に力を入れてさらに強く海を掻いた。

辛勝だったが、“沖に出る”というひとつの目標を達成した。何本もの波が過ぎていく。乗れそうなものもあれば、叩きつけてくるものもあった。少しして、ようやく自分が考える限りの理想の波がやってきた。雲の間から出た太陽が波斜面を輝かせ、それは宗教的に感じるほどの美しさで迫ってくる。

高鳴る胸を抑えながら、そのたおやかな斜面の動きを凝視し、その中に入り込む覚悟をもう一度決め、パドリングを開始すると、それはまるで伝説への入り口にいるかのようだった。

海面に素足で立ちあがり、俺は歓ぶように、踊るように波を滑っていった。

波を滑ることを知って、あの波この波に乗ってきた。そしてその範囲を拡げてみると、まだ知らなかったことがたくさんあった。新しい友人を得て世界が拡がり、生き方そのものが変わった。

それからは「どこかに行こう、何かがあるだろう」いつもそんなことを考えている。

「波乗りは小さな冒険の連続で、それは宝石のようだ」と書いたが、その宝石の輝きは日常から離れるほど光量が増す。俺はここでの宝石を獲得し、日常に戻るのだろう。もう街の喧噪や、陰気な天気も気にならないはずだ。

また新しい宝石を求めに出るのだろうか?

ただ、いまはこのままでいい。この物語の結末を知るまでは。

(了、20101209)

–BLUE Magazine 2011–

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2012年04月30日(月)

GW企画NAKIPHOTOギャラリー3_奄美_クリスチャン・ワックのロググライド指南_【GW特別企画】ハービー・フレッチャーのウエイブウオリアーズTシャツを手に入れました!_ヒロさんと、グイーチョ・イーテリーに_ライアン・インゲルが、コール(COLE)工場に登場!_OluKai(オルカイ)サンダル_(3009文字)

こんにちは、

GWも3日目に入りましたね。

いかがお過ごしですか?

奄美ではもう梅雨入りだそうで、

いつもよりも早い夏を期待してしまいます。

最高よ〜。

この写真は奄美で撮ったもので、

ちょうど勇生さんのサーフショップ

『Can.nenサーフ』前の海写真です。

勇生(ゆうせい)さんは、

奄美で二人目のプロサーファー(もうひとりは森哲太さん)なんです。

すばらしいローカリズムの島で唯一のサーフショップなんです。

場所は、

龍郷、赤尾木交差点から空港に向かって332m進んだ右手です。

どうぞよろしくお願いします。

TORTUGAさん、

AVISOボードをお楽しみに!

ここからサンクレメンテ。

クリスチャン・ワックのロググライド(Log Glide)を撮った。

クリスチャンからログもロングも乗り方指南を受けているが、

最近教わったのは、

「ノーズに行けると感じたら一気にノーズまで行く」

ということ。

それもクロスステップで。

クロスステップでないと、

ノーズライドとは呼べないというほどそこには厳格なんです。

「こうヤリマス」

クリスチャンは俺に向かって、逆真10をの模範演技。

これを後楽飯店(Hang heel)と言ったDセンパイのセンスは、

やはり並外れています….(*´◡`*)

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/32577

写真でよく見ると、

ボードのほとんどが泡の中に沈んだままで、

どうやらこのあたりに究極ノーズライドのヒントがあるようです。

それにしてもクリスチャンはすごい。

9’8″ x 23″という大きなボードをこうして自在に操れるようになりたい。

そのクリスチャンの元師匠ハーちゃんこと、

ハービー・フレッチャー社に行くと、

「昔の写真」をたくさん見せてくれた。

これはパイプライン・ライトだな。

昔はバックドアなんて言わなかったんだぜ。

「これは1960年代のトレッスルズだ。

ショートボードに乗っているんだぞ。

これは日本のNALU誌だ、これをよく見ろ。

あ、これはお前の作品だったな。〜笑」


「この記事は多くの人が気に入ってくれました」

「そうだろう、これはサーフィンライフだ。見たか?」

「ウエイブウォリアーズの全員集合写真だ」

「ヘビーですね」

「そうなんだ、こうして集まってくれて、かなりうれしいものだ」

「あ、ハービー、このウエイブウォリアーズのTシャツってあるの?」

「少しなら残っているけど、欲しいか?」

「自分の分は前に一枚いただきました。

友人が欲しいと思うので、あったら分けてくださいね」

「あったかな?ヘイ、クリスチャン!

裏でウォリアーTを探してきてくれ」

「あるといいな〜」

「あれは珍しいんだぞ。このあいだイーベイ(USAのヤフオク)で、

1500ドルの値が付いたと聞いたんだ。

ネーザンのモンスターチョープの写真やばいだろ」

「やばいです。イカレテマス、完全に」俺

「だよな」ハービー

「あったよ。お、ナキ、ひさしぶり」クリスチャン・フレッチャー

「おお、こんなにあったか!何枚欲しい?」ハービー

「え、全部いいのですか?」

「初版版はもうこれだけしかないけど、

友人にはみんな渡したから大丈夫だ」

「じゃNAKISURFでも紹介したいから全部ください」

と、Mサイズのみ、

各色10と12枚、

合計22枚分けてもらった。

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(5/1, 23時追記です)

さきほど、目を覚ましてメールを見ると、

「WWT希望」と、すごい数のメールがありました。

ということで、これにて「完売御礼」となりました。

5月3日木曜日までに弊社スタッフよりメールをいただいた順にご連絡させていただきます。

ハービーがまた新色を刷るようでしたら、

こちらでご紹介しますので、それまでお待ちください。

ご興味を持っていただいた方、

そしてメールをくださった方、

ありがとうございました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【GW特別企画】

このWW(ウエイブウオリアーズ)Tシャツを

来週NAKISURF千葉に向けて送ります。

GW明けの発送(5月17日頃です)で

よろしければ、先着順に枚数限りの予約を承ります。

価格: 3,500円(税込)

メール

shop@nakisurf.com

まで、題名を

「WWT希望」と明記して、

ご希望の色を「グレー」または「ベージュ」と書いてお願いします。

(どちらの色でもよろしければ、そう書いてください)

お名前ご住所と、ご連絡先の電話番号、

そして、携帯メールの方は、

PCメールでのメール受信を可能として、

弊社スタッフからのメール返信をお待ちください。

今日は千葉スタッフがお休みですので、

5月3日木曜日までに日付、時間順に返信いたしますね。

ベージュとグレー。

Mサイズのみです。

素材にしっかりとした『Next Level Apparel』

を使ったところに2012年のアストロデッキの本気を見た。

「また刷るのですか?」

「うーん、イエスでもありNOでもあるな」

「どうしてですか?」

「違う色にしようとも思っているのだ」

「そうですか」

と言いながら時計を見たら慌ててしまった。

今日はカフェヒロのヒロさんとランチの待ち合わせでした。

15分遅れて、こちらのイタリアンサラダをいただきました。

ここは、

最近の俺たちに大流行している

『グイーチョ・イーテリー』というお持ち帰りイタリアン。

モンジャベニという大人気イタリアンのヘッドシェフがはじめたお店なので、

やたらとおいしく、質素なお店作りがまた最高に291(ニクイ)。

お腹いっぱい食べて、

日本から帰ってきたばかりのリンタロウさんスタジオに向かい、

いくつかの四方山話を。

ヒロさんと、

天才同士の語り合いでした。

昔のVANS箱も見つけて大満足。

リンタロウさんはすごい。

そのままCOLEに行くと、

ちょうどライアン・インゲルがブランクス片手にやってきた。

そのままコールとディスカッションし、

今日のお話は、

アウトライン直線部分と、曲線部分の融合についてで、

ふたりでそれは深い話をしていた。

一流シェイパーってすごい。

サーフボード好きには垂涎ものの内容でしたよ。

今度録音して、全文掲載してみたいと思っています。

さらにライアンは、1980年代のレプリカボードを作り、

そのジマンを兼ねていた。

アストロのレトロデザインを選択してあり、

それを貼ってご満悦の様子がこれ。

しかもこれは’80年代のポーズなのだそうです。

ライアンはさすがに芸が細かい。

さらには’80年代のエアなんだぞと言いながら、

インディグラブもコールの床で決め、

スラッシュレイバックも見せてくれた。

だぁ!

291

シュッター!!

これでは一流シェイパーには見えませんね。

やはりすごい人です。(笑)

ミー。

オルカイの今年モデルが届きました。

オルカイは、

革のかっこよさを熟知していて商品を創っているのがすごい。

しかも人間工学に基づいての型作りというのだから、

履き始めて三年経って、

さらにそのすばらしさに魅せられている。

たかがサンダル、されどサンダルなのです。

高級サンダルなので、

ドレスコードにもかからりづらいです。

NAKISURFでも注文しておきます。

毎年足りなくなるのがOluKai(オルカイ)サンダルなんです。

今年こそたっぷりと仕入れておきますね。

美しい夕陽が出ました。

鳳凰みたいですが、

みなさんにはどう見えますか?

すばらしいGW明け3日目に!


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2012年03月21日(水)

ロードトリップ終了_スチュワート X SEEA_田中英義さん@ライダーズクラブ_Surf Prescriptions X スピンアート_(1592文字)

こんにちは、

いかがお過ごしですか?

ロードトリップ終了を告げるいい波に乗りました。

そのガラース岬の駐車場で、

AVISOを見たサーファーたちに声をかけられた。

「わ、カーボンファイバーだ!中空?」

「はい中空です」

「おーそれなら知っているよ!AVIZとか言うんだよね」

「AVISOです」

「そうそうAVISOだ!

しかもCANVAS。新製品だね」

「出たばかりです。これは小さい方です」

「強いんだよね。これ落としたことある?」

「先月かな、シャワーを浴びているときに、

手がかじかんでコンクリートの上に落としました」

「で、どうなったの?」

「擦り傷がついただけでなんともありませんでした」

「そんなに強いんだね」

「ノースハワイで3年以上毎日のように、

そしてかなりの大波で使っているけど、

いまだ100%現役のAVISOがあります」

「ほー」

「かなりというか、異常に強いです。

シェイプも各シェイパーのマジックボードのクローンなんですよ」

「近所で売っていたから買いに行こうっと」

「それがいいです」

とAVISOのセールスをアメリカ国民にしておきました。

見えづらいけど、

人なつっこいリスを見かけた。

フォードA。

きれい。

ビル・スチュワートの描くホヌの絵と、

彼のそれは美しい愛車。

ピッカピカで触れないほどきれいでした。

こういうのは触らないものか。(笑)

この時代のものはやはりかっこいい。

と、この街南側のスチュワートに行くと、

Seeaの新作が盛りだくさん陳列されていた。

そうです。

イタリア出身のカリスマデザイナー、

アマンダのブランド

『SEEA』の初回コレクションが発売され、

このスチュワート内に完成した

『ブティック』で扱うことになりました。

http://www.theseea.com/

レトロ風のおしゃれサーファー水着。

インスピレーション展でも大人気だったブランドです。

アメリカでもなかなか手に入らないほど大人気のSEEA。

スチュワートではその扱いを記念して、

一大パーティを開催しました。

うれしさのハーモニカを吹くビル・スチュワート。

それにしてもこのパーティ、かなり盛大で驚きました。

サンクレメンテに戻ってくると、

昨年度(も)JPSAグランドチャンピオンの田中英義さんが、

友だちたちと尋ねてきてくれました。

偶然、

俺の撮った写真のTシャツを着ていて、

「これ、船木さんぽいと思って着替えてきたんですよ」

不思議な人です。

だからチャンピオンなんですね。

夕食を一緒にと、

俺とブライアン・ベントが中毒になっている

『The Rider’s club』でバーガーパーティ。

チェダーチーズ

グリルドオニオン

アボカド

ミディアムレア

ビーツ

ケチャップをサイド(別)に。

みなさん、本当においしかったようで大満足。

サンクレメンテでトップ10に入る味だから当然か。

喜んでいただけて、紹介した俺もうれしかった。

Surf Rx X Enoch – Spin Art Experiment from Eli Morgan Gesner on Vimeo.

この動画がすごい。

スピンアートの第一人者たちが、

ドッキーの工場に来て、

サーフボードにアートしていった。

偶然ですが、このとき居合わせたのです。

それは楽しそうだった。

こういう偶然の産物って、とてもすてきだと思う。

で、もう製品として出荷されていて、

これはハーレー社行きとなり、

カスタムオーダーも目白押しとなった。

ハーレーといえば、KNさんはお元気ですか?

Dセンパイからフェイスブックの話は聞きました。

ありがとうございます!

私ごとですいません….。

かなり奇抜で、

勢いのあるアートだ。

欲しい…。

俺は青と赤のコンビネーションが好きです。

サンクレメンテの夕焼けはひさしぶりだなぁ。

ようやく帰ってきました。

それではまた明日!

今日もありがとうございました。


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2012年03月20日(火)

天才シェーン・ガラース_シェーンが見つけたマンライウオールの岬波_オールドタウンでランチ_(2546文字)

ロスアンジェルスの友だちに会う約束があったので、

再びシェーン家に戻る。

シェーンはちょうど新曲のミックス中だった。

全ての楽器の音って、バラバラに切り離したり、

音を変えたりできることを知った。

彼はミキサーとしてもすごい才能を発揮している。

ミックス中に突然、

メロディラインを思いついたようで、

リフ(riff)を弾きはじめた。

かっこいい!

.

.

シェーンはドラムスで有名だが、

こうしてギター、ベースも自在に操る。

歌までも天才的だ。

音をお聞かせできないのが残念だが、

これは彼の新曲。

すばらしいロックサウンドで、

サーファーだけにグライドリフというのか、

波に乗っているようなスピーディーさのスリルと、

華やかで滑らかなギタープレイを間近で堪能した。

感動。

次の曲は、

いわゆる’70年代のハードロック的なギターリフ。

ソロではなく、ジャムがしたくなったようで

あいりちゃんにドラムを

「ドンダン、ドン・ダ。

ドンダン、ドン・ダとヤリマス」と教え、

俺には、

「ロックンロールコードはこうです!」

と、こうして教えていただいたのだが、

生徒(俺)は、

サーフィングで言うところの波打ち際で転んでしまうようなありさまで、

シェーンはさぞかし難儀したことだろう。

教えているうちに彼のロック熱が冷めてしまったようで、

曲目はアコースティックとなっていった。

美しくスローなメロデイは、

ポエトリーリーディングのような歌詞と相まって、

イントロからエンディングまでひとつの物語としてつながっていった。

「FUJIGENのギターは、サイコー!

年数が経てば経つほど音が良くなっています。

これはまだ二年目だけど、

もうすでに熟成した音が出始めました」

ほー。

ワインで言うところのロマネコンティのようなギターがあるのですね。

「フジゲン」と調べてみたら、

やはり日本のメーカーで、

グレコ設立当初のギター製作を請け、

フェンダージャパンでのギター製作もそうですし、

それは美しいギターを作るメーカーでした。

http://www.fujigen.co.jp/

とすると、

ギブソン、フェンダー、フジゲンと世界三大メーカーとなるのか。

こう書くと、ギターマニアの神乃島かたやんとか、

Dセンパイから反論が来そうだが、

俺はそちらの方は無知なのでお許しください(^^)

アオちゃん近影。

翌日は、

「DAWNパトロールに行こう!」

と約束通り未明に起きて、

シェーン自慢の超健康スムージーをいただいた。

ベリー各種、リンゴ、プロティン、

フラックスシードが入った優れもので、

これを飲めばお昼までエネルギーが尽きないということでした。

何よりもおいしいし、それは最高です。

あ、シェーンもSURFSURFSURFのサーマルと、

【波乗人の十五章】オリジナル湯呑みを愛用してくれていた。

http://www.nakisurfshop.com/SHOP/2523.html

日本語があまり読めないシェーンだが、

翻訳してもらったのだそうで、

「ここには感動的なことばかり書いてありました」

と言われてうれしくなった。

第一章の

「誰よりも早く起きろ」

というのは間違いなく実践できたと思う。

いざいざと出発し、

オクスナード、ベンチュラと抜け、

歴史的なポイントブレイクもチェックしたが、

うねりが小さかった。

そこで、「シェーンが見つけた」

という岬を見に行ってみようということになり、

到着すると、

こんなパーフェクションが迎えてくれた。

しかも無人。

そして遙か彼方まで乗っていける距離。

「Oh my….」と驚いた。

すごい場所です。

ウニ、イソギンチャク密生型の岸を越えてゲッティングアウトします。

「美しいバラには刺がある」

そんな言葉を思い出していた。

まずはシェーンがテイクオフ。

Cole Sling Shot Swallow tail.

6'0" x 11-1/4"x 18-5/8"x 14-1/4" x 2-1/4"
Tri fin set-up

テイクオフしてみると、

ショルダー側が深く、

そこからうねりがせり出してくるからか、

思っていたよりもテイクオフは難しかった。

立ち上がる寸前に

「不意に押される」

という表現がぴったりのファーストピーク。

テイクオフしてしまえば、

感激のマンライウオールが待ち受けています。

軽く100mライド。

波がちょっぴりでも大きくなると500mはいけそう。

カリフォルニアの奄美大島みたい。

テイクオフはこんな感じで、

落とされるように波の中に入る。

これはバレルセクションですね。

波の中にある溝みたいなのが、

海底にあるリーフを表現していて、

それはきっとギザギザなのだろうな。

と推察できるほどラフな印象を持った。

ペリカンはボレロ音楽のように右、

左と羽根をひるがえしながら美しく飛んでいった。

シェーンのロックなキックアウトの瞬間。

結局フルに2ラウンドも入り、

100mライドを20回。

ということは、

最低2kmのパドリングをした俺たち。

イルカもいい波に乗っていた。

ピー。

朝飲んだスムージーも全て消化してしまい、

「お腹空いた〜、異常にスキマシタ」

とニコニコ顔で上がってきました。

この時間になっても風がなく、

さらにピークには3人が入っているだけで、

なぜか空いているブレイク。

そして信じられないほど長い距離が乗れた銘波。

上から見るとこんな感じですね。

どうしてこんなに空いているのでしょうか?

ランチにはシェーンが大好きなベンチュラに。

ベンチュラは、「オールドタウン」

という愛称がついているのだけど、

本当にクラシックな街並みにうれしくなるほどだった。

クラシカルでさまざまなお店があって、

俺たちは予定通りメキシカンを選択した。

フィッシュタコにビーン&ライス。

辛味好きのシェーンは、

いつものようにたっぷりの香辛料を振りかけ、

「オイシーデス…」

と辛旨味に陶酔していた。

前回の辛味はタバスコでした。

http://blog.nakisurf.com/naki/archives/30670

ああ、お腹いっぱいです。

これからロスアンジェルスに向かいます。

それではチャオ〜♪

今日も来てくださってありがとうございました。

また明日!


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