naki's blog

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2010年01月27日(水)

夕刊滑走_脳からの信号で操作するサーフボード_太陽の1000倍サイズというベテルギウスが爆発します_(1677文字、短編です)

こんにちは、

20100125_softsand reef_naki_V6874

本日は7ft@14sec./WNW300ªというブイ情報で、

14秒越えということで、あいも変わらずに波が押し寄せています。

波は明日からまた大きくなってくるようで、

そうなるとまたイナリーズなのかとドキドキしています。

今日から波乗り小説執筆へと着手しました。

波に乗ることって、楽しく、深く、そして豊かだと思うので、

それを文章で表現できたらいいな、

と、牛歩の進みではありますが、

今年中には脱稿できるように挑戦してみます。

これを軌道に乗せて、

「日刊乗った波」

「夕刊サーフィン」

という媒体も可能なのでは?

と無謀なことも考えております。(笑)

まあこういうことも読んでくださる読者さまがあってのことですので、

何を提供するのか、どんな素材を選ぶのか、

それぞれの方向を読みながら向かっていこうと思っております。

2010_inaris_T6451

朝起きると、各新聞やコラムなどに目を通しているが、

「テレビやエアコンなど身のまわりの家電を脳からの信号だけで操作する」

というものが開発されたそうだ。

障がい者(この言い方は好きではありませんが)たちが、

この開発のよって、より自由に活動できるようになると技術者たちは少し興奮気味ですね。

この仕組みは、

使いたい家電の図柄を、家電の近くに置く。

そして家電を操作する人は、脳波を拾う電極帽子をかぶる。

その電極帽子には、小型のカメラとディスプレーがついている。

カメラが図柄を認識すると、ディスプレーにその家電に対応した操作パネルが浮かび上がる。

「ON=スイッチを入れる」

「UP=音量を上げる」

などのボタンを 注視すると、電極帽子が脳波を拾う。

コンピューターが、操作者がどのボタンを見ているのかを解析し、

その目的にかなった赤外線信号が出て家電が作動する。

こうかくとなかなかややこしそうだが、

実際には操作者がパネルを注視すれば瞬時で家電は動くらしい。

.

R0016817

このニュースを読んで、

「脳波でターンするサーフボードというのが近未来に登場するであろう」

と確信し、

そうなると、頭で思うだけで多種多様なターンができるので、

より自由な波滑走となり、

そんな時代だからこその名匠シェイパーがもてはやされ、

サーフィンの第5次ブームが来るのだろうか?

と夢想してしまっていた。

Betel_haubois800

http://www.asahi.com/special/space/TKY201001090278.html

http://www.astroarts.co.jp/news/2009/08/06betelgeuse/index-j.shtml

地球から約600光年離れた、

オリオン座内にある1等星「ベテルギウス(Betelgeuse)」が

超新星爆発するかも、という兆候が観測されている。

と、朝日新聞やナショナルジオグラフィック誌にあった。

研究家は、

「爆発は数万年後かもしれな いが、明日でもおかしくない」と話しているといい、

明日か数万年後という開きに宇宙の広大さを感じ、

もし明日爆発するとなると、光の速度を考えると、

それは600年前の爆発でもあるんですよね。

このベテルギウスの直径は太陽の1千倍。

アンタレスには遠く及ばないが、太陽自体が巨大恒星なので、

その1000倍というと、やはりとてつもない大きさなのだろう。

表面から大量に放出するガスは太陽系と同じサイズに迫っているといい、

それが爆発したら、

「地球からは満月ほどの明るさとなり、

夜はもちろん、日中でも見えるようになる」

と説明があって、

爆発によっての満月はいったい何年間浮かぶようになるのでしょうか。

まあ、広大で神秘なる宇宙ですので、

何が起きても不思議ではありませんが、

このベテルギウス爆発によって、

太陽が宇宙熱を反射し、

地球に降り注ぐ温度を高めないのかが気になっている心配性の俺です。

2010_Inaris_T5837

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

AVISOのジョンと、

キャッチサーフのジョージと、

キャンバスのクリスちゃん、

そしてコールとドッキー、

さらには千葉公平さんとでオモシロ企画を考え中です。

それもお楽しみにお過ごし下さいね。


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2010年01月26日(火)

ソフトサンドで人生体験_地方議会議員はAVISO派でした_ニクイ俺の裏の顔とは!?_“Sounds Of Waves”_あぶないよ、浅いところに注意しよう_ヒラギノさまご就任_(3750文字、写真が多いので中編です)

20100106_inaris_V5818

こんにちは、

昨日は曇天OR雨だったのですが、

夕方から一転して良い天気となり、

夜半は星を見ながら酒をすすっていました。

朝も美しく、あいかわらず北西ブイはアクティブで、

7ft@15sec./WNW295ºという15秒オーバーとなっている。

たった7フィート(背丈ちょい)でも、

15秒という間隔のうねりとなると、

ダブル近いサイズのブレイクとなることを再確認する。

20100125_softsand reef_naki_V6765

ソフトサンドリーフ。

先日もすばらしい波がここでブレイクしていましたね。

【AVISO BD3で滑ったソフトサンドリーフの恍惚】

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/9870

20100125_softsand reef_naki_V6862

あまりにもいいので、写真もそこそこにひとりパドリングアウトしていった。

自分ではこれこそがソウル(魂)だと思っているが、

ノースハワイは人が少ないので、たいていソウルになってしまい、

そんなことを言うとソウルの安売りアメ横となるので自粛している。

2時間そこそこのセッションで、

沸騰、

調査、

滑走、

昂奮、

宗教、

茫然、

慎重、

闘志、

圧縮、

虎視、

放出、

歓喜、

堂々、

光輝、

教育、

記憶、

閃光、

感謝という言葉を浮かべては刻み、

人生を凝縮したような120分でした。

ほぼ突っ立ったまま(©D先輩)でバレルに入ったのだが、

撮ってもらった写真はピンぼけで、

写真を残すということの難しさを実感している。(笑)

20100125_softsand reef_naki_V7203

明日はどんな波なのだろうか?

今日にありがとう。

無事にありがとう。

海にありがとう!

とソフトサンドリーフを後にして、

ひさしぶりに外食をして、

オフィスにやってきて、業務を開始しております。

かかっているのは葉加瀬太郎さんの曲『エトピリカ』で、

拡がっていくようなメロディーが今の自分の気持ちにぴったりなんです。

これはノースハワイのみならず、

ハワイ全島で「この人あり」と崇められているカリスマ波予想師のブルース・プリー。

去年の地方議会議員選挙でサーファー議員として、

環境保護を柱に立候補したのが記憶に新しい。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/3752

Bruce_V4746

『玩物崇拝』ということを自称する彼は道具にこだわり抜いていて、

その彼は妻と共にAVISOのみを5本も所有しているのでも知られている。

このノースハワイでは、理知的な彼とAVISOの意見交換は彼とすることが多く、

人気のないビーチで、さらにはこんな深く、

すばらしい日にAVISOマニアが海で顔を合わせるというのも不思議な縁ですね。

これはジェフ・ジョンストン9’0″とお見受けしました。

前に闘牛岬で乗らせていただきましたが、銘品ですよね。

ここまで書いたところで、

「房総半島太東岬波推移歴史研究委員長」

という長い肩書きのHさんより電話があった。

「ねえ、あこちゃんそっちに行っていたでしょ?」

「はい、来ていましたよ。あっそうだ!彼女は週末太東岬在住って言っていました!」

「そうなんだよ。家の近所でさ〜、

最近は南房総にばかりだからニクイなぁ、

と思っていたらさ、

ちゃっかりノースハワイに行っていたから驚いたよ〜」

R0016853

「そうなんですね〜。世間は狭いです」

「あの子さあ、ヨガとかすごいらしいよ。頭も良くて、

すばらしい質問とかしてくるからこっちもドキリとしちゃうんだぜ」

R0016803

「そうですよね。質問がすばらしいことは気づいていました」

「そうそう、船木のブログを読んでいたらしくて、

本人に会ったらさらに崇拝しちゃったみたいで、

あいつは裏の顔もあるから気をつけろって言ったんだよ〜」

「ん、裏ですか?」

「あれ?うーん。。あれー、よく考えたら裏はないな〜」

「そうですよ〜。早川さんたちとオモシロ話はしていましたけど」

「そうだよな、アッハッハ失礼失礼。じゃあまたかけるよ〜」

「はい、ではさようなら」

ガシャリ。

と電話を切った後で、

「どうしてHさんはそんなことを発言されたのだろうか?」

と考えていた。

会話するときに話のテンポとか、

そんなことで、こういう単語をはさんでしまうのだろうけど、

よく整理すると、それは正しくないとわかることもあるのでしょうね。

きっとノースハワイごとがニクかったのかもしれませんね。(笑)

でも俺の「裏の顔」ってどんなのだろうか?

D大先生たちと行ったエルサルバドル旅で、

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/3144

朝から晩まで怨念のようにHDカメラを構えていたルーク・ソープ。

彼の作品がDVDとして完成しました。

題名は“Sounds Of Waves”というストレート表現で迫ってきた。

R0017011

表紙には俺に敬意を評してくれたのか、

NAKIPHOTOを使ってくれました。

中身を開けると、

これが盛りだくさんで、

1.本編DVD

2.本編HDブルーレイ

3.サウンドトラック

R0017009

.

という三枚組にびっくり。

中身はあのときのマンゴ岬が映像で迫ってきたり、

D師範(シェーン・ドリアン)

の円熟味あふれるスーパーアクションまでも封入されていて、

お見事の一言でした。

で、NAKISURFで独占入荷したのですが、

ショールームスタッフの亮太が何を間違えたのかこれを福袋に入れてしまって、

販売時に在庫がほとんどないということとなり、

俺に小言とイヤミを言われ続けるという災害にあっています。

仕方がないので、ニューヨークにいたルークに連絡を取り、

少量ながら取り寄せて、販売を開始しました。

USAでの値段を聞くと、30ドルということで、

輸送費や関税を払ってしまうとあまり利益が出ないのですが、

エルサルバドルの熱気をお分けしようということで、

NAKISURFでは、

2,950円と、アメリカと同価格に設定してみました。

R0017010

多分今日か明日には初回入荷分がなくなってしまうでしょうけど、

また追加オーダーしてありますので、

来週には少量ですが再入荷するのでお待ちくださいね。=

そういえば今日この波で、

ドライブターンを少し早めのタイミングでしようと、

前足を踏みすぎてしまい、

落ちてはいけないこんなインパクトの真下でワイプアウトしてしまった。

20100125_softsand reef_naki_V7207

で、波の下に入り、ボトムにヒットしないように

以前糟谷修治さんに教わった「ピヨピヨ〜」をとっさにやってみたが、

まったく効き目がなく、ものすごい勢いで海底に吸われていった。

で、最終手段の「目を開けて、リーフ激突を手で避ける」

を採用し、目を開けるが、見えるのは海の青に泡の白だけだった。

観念して、目を閉じて頭を抱えて丸まったところで、

右側の肩の下を「ガリー」と、

ソフトサンドリーフにもれなく装備されている

「天然おろし器」にかけられた。

水の中なので、そのまま回転し、

今度は右肘の内側を「ズリー」、

「頭は来るなよ頭はだめだ」

と祈っていると、今度は左足のかかとと、

親指を同時に「ザリー」としっかり入れ墨を施していただいた。

これでなんと波から外れたので、

えいえい〜と、大きく泳いで海面に浮かび、

次なる波が来ているので、痛む肩と肘を感じながらゲッティングアウトして、

何事もない風で傷口も見ずに波乗りを続けていた。

ちなみに「ピヨピヨ〜」とは、

波の下で小鳥みたいに手の平だけで海面上昇しようというアクション。

大きく泳いでしまったり、足でばたばたすると、

リーフを蹴ってしまったりして、大けがをするので、

この小さな浮遊がリーフでは結構有効なのです。

その1時間後に入ってきた往年の名サーファーのロジャーが、

「お前はリーフを転げただろう」

20100125_softsand reef_naki_V6972

(↑沖に向かっているのがロジャーですね)

と指摘されたので、やはり他人からもわかるように傷ついていたようだ。

もしベストかスプリングスーツを着ていたら背中の傷は避けられたのだろうが、

今日に限って着ていなかった。

「ウエットスーツというのは大事なんだなあ」

と実感しながらハイドロ・プロクサイドという日本で言うところの

オキシフルで消毒していました。

ずっと無傷で来たけど、

サイズが下がるとこうして怪我をしてしまうのですね。

R0017014

それにしても浅かったです。

そういえば先日も早川さんが、乗ったままボトムでボードがヒットして、

つんのめるようにリーフ中に撃沈されたことを思いだした。

あのとき早川さんが怪我しなかったのは、ただの幸運だったということに気づいた。

(フィンボックスx4が見事に陥没していましたが)

これからはもっと気をつけないと。

外食は、チリライス500円を純正ハワイアンのお店で食べて帰ってきました。

R0016916

昨日から今日にかけてスタッフの取り決めで、

NAKISURF統一フォントを決定しました。

柳瀬をはじめとするPCユーザーは「梅プラス」で、

MACユーザーは「ヒラギノ」となりました。

ただの字体ですが、こういうことって大事ですよね。

祭り書体みたいのだと、軽薄になっちゃうし、

古印体だとドラゴンボールの語りみたいだし、

一番清潔で、しっかりした文字としたんですよ。

で、俺はマックだからヒラギノとなりました。

調べてみると、ヒラギノ書体は1993年に発表された字体で、

ほぼ俺のアメリカ生活と同じ年数ということで、

ヒラギノに親しみを感じてしまった。

20080216014824「春近し ヒラギノ字体に こころ入れ」

.

という俳句が浮かびました。

みなさんも風雅な火曜日の午後にしてくださいね。

では〜チャオ!


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2010年01月25日(月)

あなたは名店ラーメンを残せますか?_BWT復活【キャッチコピー】インプレッション_波の避け方詳細返答編_「この日」はすぐにやってきます_(5028文字、中編です)

こんにちは、

週末をいかがお過ごしでしたか?

友人から「それはおいしいラーメン屋さんに行ってきました」

というメールがありました。

けれどダイエット中の彼にとっては少し多すぎたようで、

半分以上を残さねば、いや残したい、と。

そして目の前にいるお店の人に対しては、

「全て食べなくてはいけない、しかし体のために残さなくてはいけない」

という葛藤があり、結局残したそうですが、

こういうお店ではなかなかむずかしいですよね。

じつは俺も前回日本でD先輩家に泊まらせてもらうので、

深夜の国道を彼のドドゲK号で走っていると、

「おっ、まだ開いているよ〜!

珍しいぜ!スープがまだあるのかな?食べていくべーよ〜!」

「ラーメンはもう遅いから結構ですよ。

それにご飯はさっき食べたばかりじゃないですか〜」

「大丈夫だよ、ここは吉村屋直系の店で、

この時間に開いていること自体がスゲエんだよ。

普通スープがなくなって閉まっている時間なんだよ。

これもお前の引きの強さなのかもな」

「じゃあ先輩だけ食べてきてください」

「大丈夫だよ、うまいラーメンというのはいつでも食べられんべ?」

「冷やし中華はありますか?」

(俺は冷やしの大ファンであります。ちなみに11月でした)

「お前なー、店でそんなこと言ったらシメられるから気をつけろよ。

本家の家系四天王で、激戦区の覇者なんだぞ」

「やっぱり待ってますよ」

「大丈夫だよ、スープだけでも飲んでみろよ。

したら食欲も出るから大丈夫だ」

と言われ渋々着いていって、

言われるがままに自販機でボタンを押し、食券を買い、

席に座ると、あの姿勢の悪い先輩が背筋を伸ばしていた。

「麵かた、味普通の油少なめ」

と先輩が言うので、

「麵少なめ、味薄め、油なし」

と言うと、厨房の額にタオルを巻いた、

ここの長(おさ)と思われる人に少し睨まれた気がした。

先輩は、

「すいません、こいつ何もわかってないもんで、堪忍してやってください」

と口には出さないが、そんな顔をしていた。

オープンキッチンなので、どのようにラーメンが作られていくのかを見ていると、

その長の周りに老若の弟子たちがいて、

おれはまるで空手道場のような絶対的な上下関係があるようだった。

その向こうでは汗をしたたらせて、

次から次へと放り込まれる食器や寸胴を洗っている手下たちがいる。

やがてその入魂ラーメンが出てきた。

先輩は、拝むようにして表面を見つめ、

右側に束ねられた海苔を箸で沈めつつ、

黒レンゲでスープをすすって、恍惚なる表情をされている。

まるで宗教だ。

俺は普通に一口。

「どーだ!うまいべ?どーよ?」

と聞かれたので、

「ウマイはうまいですが、別段そこまでの〜」

と思ったが、そんなことを発言し、

もしそれが厨房に聞こえたらあの大きな寸胴で一昼夜煮込まれてしまいそうなので、

保身のために黙っていた。

麵を少し食べたがこれもおいしいが普通。

俺は冷やし中華でないと感じない体なのかもしれない。

お腹が一杯なのと、夜中に食べるのは極力避けているので、

残そうと思って、海苔を少し食べ、浮いたキクラゲをかじっていた。

先輩がそれに気づき、

「お前食べないとヤバイぞ。死ぬ気で喰え」

と、お顔をカウンターの下側に入れて小声で言うが、

もうその考えを貫く気で食べなかった。

少しすると、先輩も半分程度残して、

「すいません、ぼくたちね、飲んできた帰りでして、

今日は残してしまいました。おいしかったです〜」

と厨房の長に伝えながら店を後にした。

店を出てから、「なんで先輩も残したんですか?」

と聞くと、

「やばいんだよ、お前が残して、

俺だけ食べたら”飲んできた帰り”の言い訳は通用しないべ、

だから機転を利かせたのよ〜」

と、自分の食べたい量だけ食べるのは難しい、

ということを痛感した次第です。

まあ、大人になってきてからは胃袋と相談して残す、

残せるようになったが、

製作した人が目の前にいる場合はこうして緊張してしまう。

たかがラーメン、されどラーメンなんですね。

それにしてもラーメンブームはいつまで続くのでしょうか?

俺は名店のもいいんだけど、前出したように宗教的で危ないと思っている。

普通のラーメンとか、サッポロ一番しょうゆ味とかで十分です。

それよりも「中華三昧涼麵」が食べたいなあ。

話は最初からそれてしまったが、ノースハワイに戻ると、

北西ブイが昨夜から大きく上がった。

「12.1ft@14sec./NW 315º」

というまたもやのしっかりとした台風並のうねりで、

“HIGH SURF ADVISORY FOR NORTH FACING SHORES”

という高波注意報が発令され、

Surf will be 12 to 16 feet today.

「波の高さは、12から16フィートとなるでしょう」

という「波だらけの2010年の冬」となっております。

2010_softsand_T7099

上の波は小さく見えるが、左上部に点状に写っているのはサーファーです。

軽くトリプル近くあるそびえる海峰波ですね。

でもパーフェクトなる斜面はそれこそ長く続き、

サーファーに祈りと、夢と、傾斜と、圧力、そして感動を与えてくれるものだった。

20100121_softsand reef_T6899

週末にドッキーと電話で話したら、

「フナキさん、コールのボード調子良さそうですね。

ワタシのBWTにはいつ乗りマスカ〜?」

と聞かれてドキリとした。

早川さんたちがコールの信者なので、

最近はついついコールボードばかり乗ってしまっていて、

それをブログで見届けられていたのだ。

俺の頭の中からBWTの「ビー」の字さえ消え失せていた。

ということで、サビタにBWTのみを積んでいった。

シングルフィンということもあり、

ガレージのラックの最上段に置かれていたのも忘れてしまっていたその理由である。

この場所は下から見ると死角となってしまうのです。

ほこりだらけになったボトムを見てなんて不憫だったのだと思ってしまう。

学生の頃好きだった曲のレコードをひさしぶりに見つけたような感覚に陥った。

特にこのBWTは、

「ボンザーフィンシステムをミニボードで試そう」

という独創的な試作ー初号機だったのだが、

そのホワイトハウス初乗りから大好きとなった一本です。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/6288

前回の日本行きで弐号機を即座にお願いして、

房総犬吠↓から

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/7243

うがみんしょうらん奄美↓で乗り込みました。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/8316

弐号機は原宿ショールームで、

試乗用として展開してありますので、

体重65kg以下の方は、どうぞどうぞお試しくださいね。

試乗される際に「このブログを見た」とおっしゃっていただければ、

私からのプレゼントを進呈いたします。

R0016975

このBWTにひさしぶりに乗ったインプレッションは、

「うれしく楽しく、美しく粘る」ということで、

BD5よりも3インチ長いアウトラインが、

カービング主体へのドライブ・サーフィングへと導いてくれて、

さすがのBWTはこんな乗り味だったのか!と再確認した。

フィンをドッキーデザインの新しいものに付け替え、

R0016982

このバランスが絶妙で、

「シェィパーはフィンを知る」という名言通りに感じ入った。

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やっぱり好きなボードって永遠なんですね。

自分でデザインした双頭ワタリガラスが封入されているのもうれしさを増している一項目なのかも。

テイル側からのボトムフォルムにうっとりとしながらシャッターを押す。

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「玩物崇拝」という嗜好は俺にはあったりなかったり。

だけど、こういう奇天烈なサーフボードが機能すると、

俺はどうしようもないほどに熱くなってしまうようだ。

自称NAKISURFのコピーライター・ブチョウ(部長ではない)なので、

このボードのを考えてみると、

「粋な3フィンボンザー、麗しきターン」

と自販機からヱビスビールが落ちてくるようにひねり出てきた。

「究極なるハンドリング」

とまた秒間に誕生し、

これを英語にすると、

“Ultimate Handling”とすればドッキーもUSAで使用できますね。

「ゆるりな革命児」

とも出てきて、こうなるともう止まらない。

「ボンザーシステムとミニボードの邂逅」

とか、

「伝説から伝統に」

「滑りの真価」

「体育会系からの脱却」

「ミニボード、次なる狙い」

「洗練なる粘りの新世界」

「近未来風味」

「瞬きを止める魔法」

というのがバリバリと沸いて出てきて、俺を刺激する。

これを全て訳して、ドッキーにメールしておいたら喜ばれるだろう。

これがAVISO化されればいいのに、と夢想している午後であります。

2010_inaris_V6346

【AVISO BD3で滑ったソフトサンドリーフの恍惚】

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/9870

先日のブログで、

「セットが来たのでボードを捨てて潜り、リーフをつかみ衝撃を避けた」

という一節を書いたら何人かの読者より、

「そんなに潜れるのですか?」

「目が開けられない場合はどうすればいいのですか?」

「何泳ぎで?」

「何m潜ったのか?」

「真下に潜る?」

「練習の仕方は」

「リーシュがついていても潜れるのでしょうか?」

「リーフにウニがいたらどうされるのですか?」

「もしリーフがつかめなかったら?」

「衝撃でリーフに当たりませんか?」

と多くの質問がありました。

そこで、みなさんと俺流が共有できるように

ここにその回答を公開しておきますね。

「そんなに潜れるのですか?」→(そのくらい潜らないと逆に溺れてしまいます)

「目が開けられない場合は?」→(ある程度まで行ったら手探りとしましょう)

「何泳ぎで?」→(平泳ぎみたいな潜水泳ぎです)

「何m潜ったのか?」→(翌日行って調べてみると、リーフまで約10フィート[約3m]ありました)

「真下に潜る?」→(通常は沖に向かって斜め下に潜ります)

「練習の仕方は」→(沖で大波の日をイメージして潜る練習をするといいでしょう)

「リーシュがついていても潜れるのでしょうか?」→(ちょうどボードが沈み始めた頃に波が上を通るようなタイミングで潜っています)

「リーフにウニがいたらどうされるのですか?」→(つかまないでも大丈夫です)

「もしリーフがつかめなかったら?」→(つかまないでも大丈夫です)

「衝撃でリーフに当たりませんか?」→(当たっても平気なように顔はリーフから離しています)

2010_inaris_water_V6064

「大きい波の下のことって、凄く興味を持たれているのだなあ」

と、これらの質問で知りました。

そして、俺も同じようにエルサルバドルでD師範(シェーン・ドリアン)に

大波の時の避け方を聞いたことを思い出しました。

その話は後日またさせていただきます。

20100121_softsand reef_T7028

神ノ島のかたやんからも昨日のブログ

【写真は語り、そしてその波まで連れていってくれる】

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/9942

に対してのご感想メールがありました。

そこには、

「いやぁ〜 良かったですよ!

nakiさんにしては、めずらしい自己主張風な文体でしたね。

でも、そこからは、通り過ぎていった、過去の魂の叫び声をよびさまし、

そして、ついには自分の魂をわしづかみしていきました。

数日前の、 ブログから燃えだした火は、 今日、確信へと昇華しました。

ゴールは掲げるものではない!

自分の魂から湧きいでる、 衝動への気付きがゴールだと感じます。

そう、 それは、もう止められない。

まず、自分も『この日』に参加できるよう、

『この日』を目指して夢を見て、

そして先日から自分の行動をあらためています。

ありがとうございました」

.

とありました。

「この日」を夢見ると、暴飲暴食がなくなり、

体を動かし、背筋がまっすぐと入るようになるので、

結果的には健康になるんですね。

サーフィング、いや波乗道っていいですね。

こちらこそお便りありがとうございました。

週が明けて月曜日。

しかも1月最後の月曜日です。

さびしいなあ、けれど、季節はゆるゆると春に向かっているのですね。

どんどんと暖かくなってくださいね。

今日もNAKISURFにお越しくださって、本当にありがとうございます。

サーフボードもホイポイカプセル(©ドラゴンボール)

みたくなればいいのになあ、と感じた日です。

色々ウエットのカーゴポケットに入れていきたいです。

すばらしい週をお迎えくださいね。


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2010年01月24日(日)

写真は語り、そしてその波まで連れていってくれる_(2188文字、短編です)

20100122_softsand_T7118

写真は語ります。

語らないものもあるのだろうけど、

想像力を持ったサーファーなら俺が何を言おうとしているのかがわかるはずです。

20100122_softsand_T7115

この2枚の作品は同じ場所で撮った波。

ほぼ同時間。

ただ撮っている位置が違って、

上は下の写真より高い位置で撮ったものだ。

この長方形の世界を凝視していくと、様々なことがわかる。

浅いインサイドリーフ、

沖のパーフェクトなリーフ。

上から撮っているので、丘が砂浜にあるのだろうか?

それとも山?

砂浜にあるとしたらそれは砂丘なのだろうか?

と見えない情報をたぐりよせてくる。

.

崩れている波の大きさ、

その形状の美しさ、

波斜面の硬さ、

ブレイクの早さ、

無人であること。

そして後にも波の筋が規則正しく、たくさん見えるので、

きっと遠くからやってきたうねり群であろうと推察する。

さらには斜めに入った光の角度から遅い朝か早い夕方のどちらかと断定し、

俺が撮ったということは、ここはノースハワイ島のどこかだろう。

そんなことを考えながら見てください。

次に、あなたがもしこれに乗るためにはどこから沖に出るのだろうか?

波がこうしてブレイクしているのだから流れがこうあるのだろうか、

と目を凝らしてみる。

サーフボードはどれに乗ろうか?

と少し悩み、

今度は自身の体力を振り返るわけだ。

「昨日飲み過ぎた」

とか、

「さっき食べ過ぎた」

「最近は体を動かしていないから」

となって、あげくの果てには、

「波乗りもずっとやっていないから」

という言い訳をしていたら、

この波を前にしてあなたはボードを持ち、波打ち際まで行って、

沖に漕ぎ出ることすらままならないだろう。

言い訳の羅列から、

自分のふがいなさを知ることとなるのだろうか。

または、

「よし準備万端だ!」

「乗りたい乗ります!」

「いつでも来なさい」

と充実された人も多くいるだろう。

次にこの写真。

20100122_softsand_T7134

これも同じ場所、ほぼ同時間に撮られたもの。

これは波打ち際まで行き、目線の高さで撮ってみた。

すると、そこまでの気合いも太い根性も、

下手をすれば体力もそこそこあれば乗れる気になってくる。

が、しかし写真は嘘をつく。

この小さく見える波は、上にある波とほぼ同サイズで、

違うのは中セットなのか、小セットなのかということ。

ブレイクまで距離があるのと、

インサイドリーフの盛り上がりで、

波の大きさが全て見えないのでそう思ってしまうのだろう。

もし、これで沖に出て、いや出られたとして、

セットが入ってきたのを目の当たりにしたあなたは、

「ゲデー!」

と言葉にならない声を出してしまうのかもしれない。

また気力充実した人ならば、

すばらしい芸術品のような波斜面を見て、

感嘆し、賞賛し、それに滑走していくことだろう。

.

さて、今年の大波続きで気づいたことがあって、

それは波が大きくなるとセクションが大きくなるということだ。

セクションとは波のパートのこと。

デパートで言うと売り場みたいなもので、

いい波とされるものは、この売り場が連続してやってくるのだ。

3セクション、つまり3つの売り場波を例えてみた。

「テイクオフして、バレル売り場を全速力で抜け、

次は高速カービングさせていくボウル売り場、

最後はひらひらするリップの売り場をサーフボードの性能と、

日頃鍛えた自身の技術を持って右へ左へ、

上へ下へと滑走し、岸に向かって継いでいく」

理解されたことを祈ります。(笑)

.

話は少し逸れたが、セクションの話だった。

上の波で例えると、頭サイズでこんな波に乗ると、

それは50mくらいの距離の波を乗れるのだろうか。

で、大きい波の日にセクションをダウンザライン、

つまり斜面にレイルをかけたままずっと傾斜を踏みつけ、

加速して長距離を抜けたらちょうどそんな50mという距離だったと思う。

小波だと、今まで一生懸命に献立を考え、

迫り来るリップを見据えて、ターンの位置や、

スタンスの位置、速度調節など全てやって50m。

大波だと、斜めにシュッターーーっと滑り続け50m。

同じ距離だが、やはり根本的にスケールが違うようだ。

それは1/6のアクションフィギュア、

例えばG.I.ジョーを小波として、

普段はそのサイズの人間とだけ接していたのだが、

大波が来ると、本物の人間のサイズがやってきて、

その巨大さ、スケールの大きさに驚く、という感じだろうか。

反対か?

とにもかくにも、そんな大きなセクションを滑走するのは爽快で、

「険しい波乗道を精進してきたかいがある」

と大きく叫びたいほど実感できる瞬間なのであります。

ただ、この波が波乗道のゴールというのではなく、

「こんな美しい波に滑る至福のため、日々体と精神を鍛え、

『この日』を目指して、夢を見て人生を進んでいける」

と感じたのです。

自然が創り出した永遠で究極なる波。

これに滑ることは感動的であり、

そしてそんな愉しみを持った俺たちの日々は毎日輝いているのであります。

長々とありがとうございました。

日曜日の今日もNAKISURFにお越しくださって、ありがとうございます。

原宿ショールーム、今日もオープンしておりますので、

お近くにいらっしゃる方はコーヒーでも飲んでいってくださいね。

今日はシモーンさんが来ているようですね。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/

明日はトピックスが盛りたくさんなので、

どうぞまたお越し下さいね〜。


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