naki's blog

月別アーカイブ: 2010年01月

2010年01月23日(土)

イナリーズ〜ソフトサンド_BDシリーズで「152cmの悦楽」_スプリングスーツブーム到来_早川さんのノースハワイコレクション_ガールズ専用サーフボード_(2222文字、短編です)

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こんにちは、

どんな週末をお過ごしですか?

湘南のきんちゃんから「スエヒロで入るよ〜」

と携帯メールがあったので、

「スエヒロハンバーグをご飯大盛りでお願いします」

とボケておきました。

0_suehiro

ノースハワイでは、こういったデミグラスソース味がないから、

こうして思いだしてしまうと、

食べたくて食べたくて仕方がなくなってしまう。

まあ精神力で乗り切りましたが。(笑)

今朝も早起きして、メール仕事を終わらせてから夜明けイナリーズに行く。

20100121_inaris_water_V6088

「かいじゅう」の顔みたいなのが撮れました。

それからまたもやソフトサンドリーフにフレちゃんと行くと、

サイズが下がって、こんなパーフェクション。

「ハヤカワはもう一日いたらこれに乗れたのにな」

となぜかフレちゃんが悔しがっていた。

R0016944

普通のレンズだと小さく見えるが、

丘の上に登って、望遠レンズで撮るとこう映ります。

20100122_softsand_T7109

それにしても美しい波だ。

フレちゃんと「WOW」と叫んでしまう。

20100122_softsand_T7083

今日も昨日と同じ5’0″を2本というイクイップメント。

「152cmの悦楽」と沸いて出てきました。

R0016956

そして昨日に引き続き、AVISOを選択した。

R0016958

昨日の波の後だったので、

ピークの真下で喰らってもなんともなく、

巻かれたときは余計に巻かれて、

またすぐにやってくる大波日に備えるセッションでもありました。

いい波に8本乗ったところで、

「末広がり」だなあ、と感じ、

語呂からの連想で、

上記した「スエヒロ」を思い出していた。

やがて風は南西へとシフトし、

そうするとここはサイドショアとなってしまう。

風が入ってきたらここも普通のブレイクとなってしまった。

上がってきてフレちゃんと記念撮影。

フレちゃんもBD3 だったから、本当に兄弟、いや親子みたいですね。

R0016957

ブルース・アイアンズがスプリングを着て、

サーフしているのを目撃してからというもの、

もうスプリングブームで、

フレちゃんとふたりしてスプリングスーツを着ています。

ハワイの冬はこんなウエットスーツが必需品です。

あっこちゃんも登場し、

フレちゃんの波乗り講義をありがたく聞いていたのが印象的でした。

R0016877

ブンペイが今日の便でサンクレメンテに帰ってしまいました。

20100114_Inaris_Bunpei_T5982

今日別便で出発される早川さんたちのトラックがハナペペの路肩で故障し、

急遽BMWのオープンカー代車があてがわれた。

R0016927

こうして全てのボードを積み込み、空港に向かって行きました。

「おはずかしいので、ブログに書くのはだめですよ〜」

と早川さんはおっしゃっていましたが、

R0016939

この光景があまりにもコミカルなので、

写真を撮ってしまいました。

そしてここに堂々掲載しちゃいます。

怒られるので、早川さんのセールスポイントをいくつかお知らせします。

1.師匠

早川さんはアンディとブルースの師匠です。

なのでみなさんもお会いしたら「心得」を教わってくださいね。

2.伝説1

20年前の新島。台風接近の羽伏浦で、

誰も沖に出られなかった8フィートサイズのセットをくぐり抜け、アウトに出た。

3.伝説2

あの「キリモミドロップの創始者」@イナリーズ3年前。

4.性格

言葉使いが丁寧で、猫好きのやさしい人。

.

今度鴨川に行ったら

早川さん御用達の「焼肉やまもと」で、

カルビクッパを食べながらノースハワイ話をしましょうね。

最近ずっと「そのこと」を考えています。

それは女の子用のサーフボード。

かわいく、

やさしく、

ふわりとしていて、

甘くって、ロマンチック。

そんなことを思い浮かべて次は女の子の体の特性を考えてみた。

力が弱くて、

根性がない。(笑)

で、そんな理想のボードをプロデュースしてみることにしました。

1.まずはノーズ。

ここからエントリーロッカー

(テイクオフする時に胸で押しつけるエリア)

までのデザインをまずはしてみた。

先は少し丸く安全で、パーリングしずらく、

そしてここはパドリングの源でもあります。

ノーズ先端付近で波斜面を受けても、あまりぶれないようなもの。

【このANSWERいくつか】

ファイヤーブレードのようなビークノーズは?

ラウンドノーズまでいかずに少し丸いノーズ?

.

2.ロッカー

より楽で快適なパドリングのために弱めで、

あまり踏み込めないだろうからテイルキック(テイルロッカー)を抑えて、

そして波に入るときにノーズが刺さりづらいようにやわらか印で。

.

3.レイル

脚力が弱くても簡単に斜面に入れられるようにソフトで、

しかもその反発を使えるようにボリュームはもたせて。

.

4.テイル形状

テイルは踏みやすいように、スワロウか、ラウンド。

そしてかわいく、安全に「クマ」みたいな形状としてみては?

.

5.フィン

やわらかで安全なものを。

現在プロテック社で先端がやわらかいフィンが発売されているので、

そのフィンを使用する。

.

6.フィンプラグとかリーシュプラグ

かわいさを追求して、カラー版で。(そんなのあるのだろうか?)

マニュキュア、じゃなかったネイルアートみたいなフィンプラグがあったらどうだろうか?

.

7.まとめ

これらの項目を伝えて名匠に削っていただければ、

それはすばらしいボードができるだろう。

「女の子のサーフボードって、ありそうでなかったですよね」

と俺をインスパイヤしてくれたのは、

オンザボード誌のブラッド・ピットことMIOさん。

彼の奥さんのみずきちゃんは、波乗りがごはんより大好きなので、

これもやさしき夫心と推察しました。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

もうすぐ一月も終わろうとしていますね。

今日は半月ですね。


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2010年01月22日(金)

AVISO BD3で滑ったソフトサンドリーフの恍惚_山田さんの一年分の挑戦_(3810文字、中編です)

こんにちは、

こちらはまたブイが上がってきました。

20100121_buey

朝は11.2ft@13sec./NEで、

その後、小さくなってしまいました。

朝イナリーズして、

それからトムクンズで早川さんたちと合流し、

BD3とBD5共に荷台に載せていただいて、

ソフトサンドリーフに向かった。

R0016847

途中でトラックが追いついてきて、

それは長老フレちゃんだった。

「すごい偶然だ」と喜びながら合流する。

噂ではトリプルオーバーヘッドの波がソフトサンドでブレイクしてという。

「まずは見てみないとね」

と信用していない俺とフレちゃん。

R0016850

到着すると、ブンペイたちが先に来ていて、

ものすごいセットを頭で喰らっていました。

あまりの水の量、まとまりのないセットはあちこちでブレイクしていて、

まるで行儀が悪い巨大な子どもみたいだった。

だが、美しくブレイクする波はパーフェクトの一言で、

それはこの地形がいかにすばらしいのかを物語っていました。

.

先週日本を襲った寒波からのうねりがとうとう入ってきたのですね。

セットが入ると、ブンペイが溺れないかが心配で、

彼の動向をよーく見ていました。

彼は無事にこの波に乗って上がってきました。

よかった。

20100121_softsand reef_T6735

ピークさまのご来訪〜♪

20100121_softsand reef_naki_TT6730

たまに入るこの海塊がすばらしく、

「これはピークで8フィートはあるだろう」

とフレディが言うと、早川さんは、

「えっ、そんなに!でもここからあそこまで距離がありますものね。

大きいんですね〜。さすが冬のハワイだなぁ…」

と、しみじみと発言されていました。

ここはインサイドがドライリーフ(露出する岩)で、

もしボードを流してしまうと、

浅くて泳げない危険区域だからと、

フレちゃんはレギュラーリーシュを俺に渡してくれました。

ボードを並べて、どちらでサーフするかを迷う。

R0016857

どっちも良かったのだが、

昨日AVISOのジョンと電話で長く話したので、

そんな恩義もあってAVISO BD3とした。

ひさしぶりに乗るBD3。

こんな日にひさしぶりに乗らなくても良さそうだが、

「流れ」みたいなのってありますよね。

「それにしてもこんな波の日に、持って来たのが両方5’0″とは恐ろしい時代だな」

とはフレちゃんのお言葉であります。

20100121_softsand reef_T6764

ワックスはノーズまで塗りましょう。

沖を見ると、

ブンペイの友達がこのすばらしく、美しい斜面を断念しているのが見えた。

深い海底から一気にせり上がるうねり。

20100121_softsand reef_T6800

ゲッティングアウトしようとしたら、

この人は波に乗るのをあきらめて上がってきちゃった。

無人となったソフトサンドリーフ。

ブレイク周辺は浅いから危ない場所でもあります。

ここのリーフは別名『フィンガーズ」といって、

伏せた状態の手の平みたいな指の形をしているのです。

セットがドカドカ入るので、

あまり何も考えずにゲッティングアウトしてみました。

20100121_softsand reef_naki_T6920

近づくと、ゴジラ波というより海の山でした。

波のかたまりがすごい速度で押し寄せてきていた。

20100121_softsand reef_T6890

セクションは広く遠くまで拡がって、波斜面が崖に見えた。

20100121_softsand reef_naki_T6898

ピークの奥からバックドアでテイクオフ。

スリリングな瞬間だ。

インサイドセクションでレイルをつかんで高速カットバックをし、

20100121_softsand reef_naki_T6929

さらなるインサイドで、

D先輩から教わった

「突っ立っているだけでいいんだよ・ターン」の反応が表れた。

ただ進行方向が岩だらけで、恐ろしいのを通り越して、

かなりの恍惚状態となった。

20100121_softsand reef_T6935

さらには、

すばらしいセット波が沖から入り、

写真だと右端付近がその頂点で、

ピークまでは間に合わなかったけど、

近くで見るその大きさといったら「かいじゅう」でした。

これはセット波3本目で、

あまりにも美しい波に乗りたくて、無理矢理にいった一本です。

写真を見ていると気づくのですが、

「距離が遠い」ということ。

364mmレンズでこんなに小さいのですね。

(200×1.4=280, 280×1.3=364)

20100121_softsand reef_naki_T6946

早川さんと山田さんも意を決したようで、

ゲッティングアウトしてきました。

20100121_softsand reef_T6924

「決死のパドリング」という形相で、

泡山を何度もくぐりぬけ、

20100121_softsand reef_T6941

しばらくしてから沖で会うことができました。

「体が30cmくらいに小さくなってしまった感覚です」

という名台詞をひねり出した好青年山田さんは、

ノースハワイの波に乗るために一年間トレーニングし、

節制を重ねてやってきたそうなので、

ここの沖に浮いているのは、

とても意味があることなのだと思う。

20100121_softsand reef_T6971

イナリーズから続いている「波乗り講座」では、

「今日は水の量が多く、うねりが分厚いので、

テイクオフの際には初期の滑り出し速度ではなく、

次の二段ロケットの切り放しみたいな、

ものすごい押し出しがやってきてから立ち上がるようにするといいですよ」

とアドバイスすると、

彼は真剣な顔をしてずっとそれをイメージしていました。

やがて、山田さんはテイクオフしていきました。

20100121_softsand reef_T7002

めでたしめでたし。

俺もめでたい気持ちになりたく、

このおいしそうな塊にテイクオフして、

20100121_softsand reef_T6975

インサイドでキックアウトすると、

山田さんが目の前にいて、

「もー最高です!」

と大興奮していた。

「視界全てが斜面だったでしょ?」

「はい、すばらしい感覚です!」

と話しながらパドリングアウトしていると、

セットが俺たちの前に切り立って、

青い壁をぎらりと一瞬だけ見せて、次の瞬間には崩壊した。

俺はボードを捨てて深く潜り、

青い水の底にあった黒いリーフの切れ間を掴み、

体をその間に潜りこませて初期の衝撃を避けた。

波の裏側に出たところで

ーーリーシュが切れないようにーー泡に吸い込まれていった。

ずいぶんの時間を巻かれ、

波のパワーを知りながら海面に上がると、

今度は大量の泡と、表面だけに発生した強い流れでボードが横に、

斜めに持っていかれた。

泡をかき分けてから呼吸して、

暴れるボードのテイルに重心をかけて、

釣りの浮きみたいに縦になったまま海面が落ち着くのを待つ。

しかし、同サイズのがもう一本やってきているので、

その波をギリギリまで引きつけてから飛び込み、

泡だらけの海中をゆっくりと進み、

さっきと似たような岩を見つけて、

今度はつかまずに触るだけで、

波の裏側まで出て、同じように巻かれた。

海面に上がるとさっきよりも沸き上がるような泡が覆っていて、

息ができないので、泡が少ない方まで動いていこうとするのだが、

水の中に引き込もうとする渦みたいなのに捕まり、

焦って泡の中で息をしたら、少し海水を吸ってしまった。

ここで咳き込むわけにはいかないので、

それをぐっーっとこらえて、

パドリング姿勢を取り、沖に向かって無心で進む。

つぎの波をやり過ごした時に「そういえば山田さんが横にいたんだ」

と思いだし、周りを見るとどこにも彼は見えなかった。

少し焦って、もっと広範囲を探すと、

彼はもう150mは離れた岸の手前で浮いていた。

「あんなところまで行ってしまったのか」

と驚き、そのことを沖で波待ちされていた早川さんに報告すると、

20100121_softsand reef_T7041

「山田くんは大丈夫でしょうか?」

と聞かれたので、

もう一度その方向を見ると、彼は遙か彼方の浜に立っていた。

「大丈夫みたいです。岸に戻られたようです」

とセッションの続きに戻った。

20100121_softsand reef_naki_.7022

今日はさらにサイズアップしてくる予報だった。

鬼神のように大波に乗るローカルまでが岸で見ているだけで入ってこないので、

もしかしたらオバケが来たら大変なことになるのかも、とするりと上がった。

岸に来てようやく安心したのか、ついにやけてしまいました。

20100121_softsand reef_T7047

上がってきたらフレちゃんに

「よくやった!すばらしい、お前は俺の誇りだ!」

と持ち上げられ、

さらにはブンペイたちにも褒め称えられ、なんだかうれし恥ずかし、

というのはこういう気分のことを言うのだな、と知った。(笑)

R0016862

大変な目に遭った山田さんだが、

「一本乗ることができたので、もー大満足です」

とこの笑顔。

俺は彼に「挑戦者山田さん」

というニックネームを授けることとしました。

本当に好青年で、あまりにもすばらしい人なので、

「これからもずっと波乗りのアドバイスをしますから」

と永久コーチに名乗りをあげました。

R0016875

一年間この波をイメージして、

トレーニングして、狙った波に乗り、

最後には喰らってしまったが、

散らずに無事に戻ってきたのがすごいです。

とお伝えしながら、

早川さんとビールを開けて乾杯しちゃいました。

彼らは明日の明け方には日本に帰ってしまうので、

これが最後の波乗りとなるようです。

これからも楽しく、そして懸命に精進してくださいね。

応援し、さらには後方支援もいたしますね。

また来年お越し下さい!

R0016888

それにしても早川さんは焼けましたね。

夏休みの少年のように真っ黒です。

R0016897

きっと明日もこんな波に乗るのだろうか。

今日にありがとう。

波乗りってすばらしいなあ、と再確認する。

そういえばひさしぶりにAVISOに乗ったのですが、

まるで沖を泳ぐ黒マグロに乗っているようなライブ感覚だった。

中空製だからなのか、

またはカーボンファイバーの高反発からなのかはわかりませんが、

ものすごく安定していて、

さらには荘厳なる精力が満ちあふれてくるような気持ちとなるのです。

忘れていた精悍なスリル。

そんな愉しみを再び味わい、また俺は一日だけ年を取ったようだ。

今日はこの波話だけとなってしまいましたが、

こんな日もあります。

明日こそきっと、あのお話をさせていただきます。

暖めていたサーフボードのアイディアがあるのですよ。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

もう週末なんですね。

すばらしい週末をお過ごしください。

MAHALO NUI!


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2010年01月21日(木)

バックドアって?_いつも波乗りを見てくださる早川さん_小さくなった日に「挑むサーフィンをする方法」_パンダ猫の言語って?_麺道有段者が推薦するサーモン・スパゲッティ編_「naki’s blog 特選アーカイブ集」のご紹介_(3888文字、中短編です)

20100119_inaris_T6702

こんにちは、

こちらノースハワイはうねりの谷間で小さくなってしまいました。

上の写真は俺たちのセッション風景で、

左から好青年山田さん、キリモミ早川さん、そして俺です。

水が冷たくなって、

スプリングスーツでないと震えてしまうほどですが、

今日はなんと波乗り写真を撮ってもらえるということで、

短時間集中だと思い、トランクスでサーフ決行しました。

下の写真はノースショア歴25年という早川さんのバックドアバレル。

2010_Hayakawasan_T6631

さすがだなあ。

「バックドア」というと、パイプラインの横にあるブレイク名だと思いがちですが、

他の使い方が一般的です。

それはこうして、「ピークの後ろ、奥」という時に使うサーフ用語なんです。

「この波はバックドアからでないと、テイクオフできない」

とか、

「あの人はあの波をバックドアから入っていって、メイクした」

という使い方をするので覚えておくといいでしょう。

さて、俺はと言いますと、

ボンザーフィンの面白さにはまり、

俺のオリジナルなスペシャルボードを使用するのを忘れていました。

バックアップボードとして、

車内に放置していたので、溶けてガビガビになったワックスを落として、

ピカピカのAVISO BD3。

それにしても、ほぼ2年も使用しているのに原型を留めているのがすごい。

これがポリエスターだったらとっくに飾り物になっているでしょう。

しかもノースハワイの強波で巻かれたり、

やっつけられたりしているのにしっかりと、けなげであります。

ステッカーとデッキパッドが寿命らしく、

そろそろはがれてきました。

これだけ使えば当然ですね。

取り替えないとなあ。

それにしてもAVISOボードは美しい。

R0016807

ノーズ部に貼られたサンプルステッカー。

オリジナルデザインに忠実なのだが、

切れ込みが細かく、そして多すぎたようで、

目の飛び出るような見積もりとなってしまい、

製作を断念した経緯があります。

サンプルは3枚あって、一枚はここ、もう一枚はサビタへ、

最後の一枚はカビカあっちゃんのバットフィッシュに貼られています。

R0016821

波はこうしてフラットだが、たまにくるセットだけがブレイクしていた。

誰もいないから左右もそうだけど、

沖に行きすぎず、岸に寄りすぎない位置取りが難しかった。

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この波は、いつものように掘れ上がるので、

こんなテイクオフとなって、一瞬だけ無重力を味わえた。

20100119_inaris_T6644

下の写真もまだ同じ波です。

写真をトリミングせずに拡げていくと、

前方トップに早川さんが見えました。

早川さんはいつもこうして見ててくれるので、セッションが盛り上がるのです。

20100119_inaris_naki_T6650

これがD先輩だと、そのお顔は沖を向いているか、

左を見ているかで、まったく盛り上がらない。

逆にこっちが先輩のサーフィングを見ていないと、

「大先輩がサーフしているのに見ないとは、笑止千万な不届きな奴だ」

と叱られて、「理不尽だなあ」と愚痴をこぼしていたのを思いだした。

さっき出てきたカビカあっちゃんも「見ていない派」で、

前回のソフトサンドリーフセッションでは、

彼のお顔は全て沖を見ていました。

だから話がかみ合わなかったのですね。(涙)

こうして写真を撮ると、証拠というか、よくわかります。(笑)

早川さんのバレルもしっかりと見届けたので、

今夜はおいしいお酒を一緒に飲む約束をしているんですよ。

これもサーフィンの愉しみですね。

hayakawasan

これはこの早川さんの下の段掘れしているセクションも高速で抜けていき、

そして最後はこの砂を巻き上げたセクションもエアスピットと共に脱出し、

うれしきマンライ(満足ライディングのこと。©オガマさん、カカイさん)波でした。

20100119_inaris_naki_T6665

カメラのバッファがここまでだったようで、

この後の写真はなかった。

こんなに長いバレルを撮っていただけるのならRAW設定でなく、

JPEGにしておけばもっと枚数が撮れたと悔やむが、

RAWファイルの美しさにはかなわないから仕方がない。

下の写真は俺のバックドア。

ピークは前方5〜6m先にあり、

バレルが深く、丸いので、

内部を走ることができるからこんなに深くてもメイクできるのですね。

20100119_inaris_T6615

上の写真を見て気づいた方も多いと思いますが、

一日ノーリーシュで通しました。

これは、

1.波をよく見る力を養う

(変な波に乗ると、やられてしまう=ボードを流す)

2.どんなことをしてもダックダイブする勇気と根性をつける

(ずっと痛かった左手首が完治したのもあります)

3.もし流したときにきちんと泳げるようにしておく

(イナリーズは流れがあるので、ここでもビシリと泳げるようにしておきたい)

4.つぶされるときは必ずバレル内で

(もしバレル内で潰されれば、円運動の中心になるからボードは岸に流れない)

5.ウオーターマンへの挑戦の第一歩

(リーシュに頼らず、安全に岸まで戻ってこられるように)

.

という五箇条を持って臨みました。

さらには「誰もいないから」ということに他ならず、

もし流しても誰にもボードをぶつけることなく、

全ては自己責任で泳ぐのです。

実際に「波のある海で泳ぐ」というのは、

エクストリームに辛いので、

普段の日にも泳いでおくことをオススメします。

いつかのブログで、

「【波乗り鍛錬シリーズ】海で泳ぐ、泳ごう!」

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/7611

というのを書いたので、ご参考にしてください。

鍛錬をするかしないかの違いは、

大波の日にリーシュを切って、

岸に戻れずに救助されるのか、

または平気で泳いで帰って来られるのかの大きな違いです。

しっかりとしたサーファーになるには、

「泳げる能力、体力」というのが重要なのですね。

そんな話をしていたら、早川さんが『トム・キャロル』をしていました。

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どうしてこのストレッチングをトム・キャロルというのかを伺うと、

「昔に部原のマルイプロがあったときに

トム・キャロルが海に入る前にこの動きをされていたんですよ。

それでマネしてみようかな、

とお酢を飲みながらやっていたらできるようになったんですよ」

(トム・キャロルは往年の名サーファー、元世界チャンピオン)

http://en.wikipedia.org/wiki/Tom_Carroll_%28surfer%29

ということです。

昨日のブログにこのことを書いたら、

何人かの読者から「お酢を飲んだって体は柔らかくなりませんよ」

とご指摘をいただいたが、

信じるも信じないも早川さん次第でして、

結果として彼はここまで柔らかくなったのだからそれはお酢の効用だと思いますよ。

下の写真はお酢を飲まずに柔らかくなったパンダ猫です。

体重22パウンド(約10kg)の大きな牛柄さん。

顔が大きいのでボス猫系なのだが、

気が弱いようで、

さっきは山田さんを見かけると、怖がって逃げていった。

「大丈夫、山田さんは好青年なんですよ〜」

と伝えたが、

パンダの日本語は「ご飯」と、

「パンダ〜」、そして「ダメ!」しか理解していないようです。

ハワイ語なら通じるのかな?

「マハロ・ヌイ(どうもありがとう)」

R0016789

本日のランチは「サーモン・スパゲッティ」としました。

R0016690

自称麺道八段なので、気合いを入れて目を三角にして作ったらおいしくできました。

(自称した日はこちらです↓)

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/2101

.

この作り方は、少し多めに塩を入れたお湯で麵を茹で、

その間にフライパンでソースを作ります。

.

多めのオリーブオイルを暖め、赤唐辛子を入れ、

適当に切ったキャベツを入れて炒めます。

ポイントはオリーブオイルを熱くしすぎないことです。

熱くしすぎると、唐辛子から”えぐみ”みたいなのが出て、

味が変わってしまうのです。

麵の茹で時間の半分程度になったら、

(12分なら6分)

そのソースパンにサーモンと小さく切ったブロッコリーを入れ、

少し火が通ったら、黒こしょうをし、

麵をゆで汁を切らずにどばどばとトング等でソースパンに移します。

このゆで汁に塩味が付いているので、

それで味が付くというわけです。

食前にチーズをかける人は薄味に、

かけない人はここで味を決めちゃいましょう。

トングで麵とソースをよくからめましょう。

オリーブオイルと、ゆで汁が撹拌されて乳化し、

味が渾然となってきたころには麵は固め(アルデンテ)となるでしょう。

白ワインやスパークリングワイン、

唐辛子を多めにすれば、ビールに合いますよ〜。

どうぞめしあがれ〜。

さて、このブログも1,382回の投稿を数えまして、

これもひとえにみなさまのご愛顧があってのものだと強く感じております。

単純に1,382を年日数の365で割ると、

3.797年という計算となりました。

ということはもうすぐ4年になるのですね。

そこで他薦、自薦で

「naki’s blog 特選アーカイブ集」を作ってみました。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/topics1

お時間のありますときに、どうぞご覧になってください。

マエストロとか、対決シリーズには自分で驚きました。(笑)

もちろん自分でもたまに読み返すのですが、

その時は誤字や誤表現を修正するセッションとなり、

大忙しとなるのです。

でもこうして長期間の「日記」が残っているのって、

3日坊主の自分では考えられないことで、それはうれしいことです。

病欠もないのだから、健康にも感謝しております。

今日も、きっと3.797年前からNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

明日もしっかりと書きますので、どうぞお越し下さいね。

アロハ〜♪


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2010年01月20日(水)

お酢味のキリモミドロップ来襲注意報のキングギドラ波_25年前の名刺_(2010文字、短編です)

20100119_inaris_naki_T6481

こんにちは、

ノースハワイは北西ブイが数値を落とし、

今夜、明日から入る新しい北西うねりの準備をしている日です。

そんな日はサーファーはいつものように誰も来ません。

ただ、早川さんと山田さんがノースショアからやってきて、

激掘れイナリーズを堪能していました。

10ft.@15sec./NW325º

2010_inaris_T6464

COLEピストルにお乗りの早川さんの特技は

『トム・キャロルのマネ』↓

R0016644

こんなに体が柔らかいとは思いませんでした。

どうやったらこうなりますか、とたずねると、

「あのですね。お酢を毎日飲んでいます」

「お酢ですか?」

「お酢です。お酢は体を柔らかくするのですよ。知らなかったのですか?」

ということで、これからはもっとお酢を飲もうと思いました。

俺と早川さんのノースショア時代(1990年頃)の盟友Kさんから

「早川さんのキリモミ写真を撮ってください」

というご要望メールがあった。

「いつも一緒にサーフしちゃっているからむずかしいです」

と返信しておきましたが、

あの『キリモミドロップ』の連続写真があれば、

USサーファー誌の『EXTRA』程度の特集は飾れると思っている。

写真がないので文章で説明すると、

基本的には、

「テイクオフの際に飛ばされる」

ということです。

もっと詳しく言いますと、

「テイクオフの時にリップと一緒にボトムめがけて急降下する」

というのがそのキリモミドロップの定義です。

その際に重要なのは、

「ボードと体が一体になっている」ということでしょう。

初披露の際は、

これに80度近くのひねりを加え、

ボトムに到達するまでにキリモミ状に落下していった。

しかもボードの上に寝そべったまま、

いや、しがみついたままの早川さんの体があり、

そのままキリモミ状に落下していくのは、

俺の26年というサーフィン歴でもかつて見たことがなかった。

そのときにちょうど居あわせ、

一部始終を目撃したカイル鞠黒が驚き、

「Who is that?(誰だあれは?)」

「俺の友だちだよ」

「あいつ大丈夫か?」

という会話をしたことをまだ覚えている。

ちょうど2年前のことでした。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/1892

早川さんはご無事で、

今日も元気でサーフしていますが、

あれは体がまっすぐになったままインパクトの衝撃を喰らうので、

脊髄損傷とか、

背骨骨折とかしてしまう大技であることをお伝えしておきました。

「今年はキリモミは控えています。イナリーズをなめていました」

とおっしゃる早川さんは、

リップの上で降りられないと判断すると、

「ボードから飛び降りる」

というバージョンアップを果たしたようです。

それにしてもこんなキングギドラ波は、

普通にはテイクオフできませんよね。

2010_inaris_T6429

先日の「ゴジラ波猛威感謝デー」では、なんと17本のボードが折れたという。

(ドミンゴ報告)

エアスピットという空気の吹きだしも厄介で、

それは空気ではなく、泡が吹き出されてくるので、

バレルの中で押し倒されてしまうこともあった。

2010_inaris_T6445

このスピットを見て、

キングギドラが大きく口を開けているように見えるのは俺だけだろうか?

これはB総帥のトラック。

この凝った足回りはわかる人にはわかるので、掲載しておきますね。

20100114_Inaris_T6026

今ワイメア映画館でやっているのが

『ザ・プリンセス&ザ・フロッグ』で、

「これはスペルが違う」とノアが指摘していたけど、

ほんとだ、FrogがProgとなっている。

ディズニー映画初のアフリカ系の女の子が主人公だそうです。

でもよく見ると日付まで先週のものですね。

そのくらい緩いのがノースハワイぽいなあ。

movie

(おまけ)

自分の「初名刺」を初公開します。

これは波乗りをはじめてからずっとお世話になっていた長沼サーフボード(現ブルーワー)の

シェイパー下重さんがバリに行かれたときに作ってきてくださったプラスティック製の名刺。

それをおみやげにいただいたのです。

naki_first_name card(Blur)

テストライダーとか、角が丸かったり、

虹色に印刷されている名前が今見ると少し恥ずかしいけど、

ちょうど20才になった当時はものすごくうれしくて、

近しい人に配り、それをD先輩が保管していてくれたのです。

「すばらしい80年代でしたね」

とD先輩と話していました。

下重さん、ありがとうございました。

自分ではこんなおみやげをいただけることを想像すらできませんでした。

「フレちゃんのファンでした〜」

と登場したのは飯田橋経由週末太東岬在住のあっこちゃん。

長老フレディも「なんだか最近俺は有名だな」

とうれしそうにされていました。

おふたりの2ショットをパシャリ。

R0016774

イルカと一緒にサーフした日もどっぷりと暮れ、

そらには無数の星が見えます。

あれが何百光年も離れている光とは思えずにずっと見上げていました。

日本のそらも星が出ている時間ですね。

すばらしい夜をお過ごし下さい。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございます。

明日はどんな波なのかなあ?

どうぞ暖かくしておやすみなさい。


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